header
第1部[1]横浜の都市構造・ランドスケープの特性

▼ 都市構造・ランドスケープの特性

・横浜市は、多摩丘陵と三浦丘陵という、丘陵部に立地する都市 と言える。

・鶴見川をはじめとする東京湾に注ぐ河川と、境川をはじめとする相模湾に注ぐ河川がある。

・市街化調整区域が市域の約4分の1を占める。

・都心部を中心にして内側に環状2号線、その外側に3号線、4号線という、3本の環状道路の整備が進みつつある。

・おおまかには、環状2号線の内側が都心部、外側が郊外部になっている。

・市街化調整区域は、環状2号線の外側に点在し、モザイク状に分布する点に、横浜の都市構造の大きな特徴がある。

・普通、大きな都市では、市街化区域の外側を市街化調整区域がとりまくという分布になる。横浜市では、市街化調整区域がモザイク状になっているのは、丘陵地形との関係が深い。



市街化調整区域と環状道路
▼ 横浜市の土地利用の類型

・土地利用の仕方について、4つの類型を考えることができる。

・第1に、利用者数の多い拠点駅の周辺のダウンタウン。
高齢化が進み親密なコミュニティが形成されている中に、マンション居住者が混入するという状況が起きている。

・第2に、中高層および戸建ての計画的開発の郊外住宅地。こうした地域では、街づくり活動、NPO活動がとても活発という特徴がある。

・第3に、鎌倉街道など旧街道沿いスプロール地域の貸家、木賃アパートが集まった地域。こうした地域は、NPO活動や地域活動が低調で、問題が把握されにくい。

・第4に、市街化調整区域。横浜市では、調整区域だけで、10万人の人口が住んでいる。土地利用は、農地や山林が主だが、第3の地域と同様に、旧地主層が貸家、木賃アパートを建てているところも多い。
footer