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第1部[4]横浜の商店街の再生

▼ 横浜商店街の変遷

・横浜商店街のスター的な存在である元町商店街の30年間を変化を検討してみた。 30年間に元町商店街の売上は当然増加し、他方で店舗数も増えている。1店舗当たりの売上も増加しているが、物価上昇率を考慮した実質売上にすると、30年間に1店舗当たりの売上は若干、減少という結果になる。

・駅前型ではなく住宅街の中の商店街では、商店街として再生していくのは難しいところが出始めている。しかし、地方都市の商店街と比べると横浜の商店街は、それほど深刻ではない。


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▼ 創意工夫のある商店

・横浜や川崎の商店街を構成する個店を見ると、非常に輝いている店がある。
例1---お茶屋
仕入れを卸任せにしないで、静岡のお茶畑に出かけていって、農作業も手伝いながら、非常にいい畑を見つけ、そこの製品を畑ごと買いつけている。

例2----スナック
水割りに使う水、あるいは氷はすべて大山のヤビツ峠までくみにいったその水を使う。
つまみの野菜は、全部自分の家の庭でつくったものを出す。

例3----総菜屋
何の添加物も使わず、家庭料理と同じ作り方をする。

例4----和菓子屋
小豆はすべて北海道産を使う。
▼ 商店街再生の方向

・他方、商店街組織は、非常に多くの問題を抱えている。トップ層を中心に、高齢化がいちじるしく進み、戦略を考える組織というよりも、仲よしクラブ化している。

・そこで意欲的な店どうしがネットワークを結び、バーチャルな形の商店街をつくっていくという形が効果的ではないか。

・鶴見あきんどネットワーク、鴨居の商店街、中山の商店街、長津田の商店街などで、そういう方向をめざす動きが始まっている。


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