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第1部[7]横浜市の市民像の変化

▼ 横浜市民の生活満足度と住みやすさ

・平成10年度「横浜市民意識調査」を平成11年度「国民生活に関する世論調査」と比較すると、横浜市民は、全国に比べて、生活満足度が目立って高いことがわかる。
平成13年度では横浜市民の76%の人が「満足」と答えている。これは、横浜市の住みやすさと関係が深いと思われる。

・平成11年度「横浜市民意識調査」によると、8割以上の人が「住みやすい」と答えている。全国の調査(「住みやすい」は6割強)に比べて、横浜市民には、「住みやすい」と感じている人が多い。市内への定住意向も8割を超え、「今、住んでいる所に住みつづけたい」という人も、7割を超える。

・ここでのテーマである横浜市の郊外部に焦点を合わせると、横浜市郊外部は、生活の利便性と自然環境の豊かさを兼ね備えているという点で、日本の都市では珍しい例なのではないか。

・居住地の「交通の便がいい」と「買物、外食などの場所が身近にある」という答が7割前後あるとともに、「自然環境に恵まれている」という答も7割近い。



暮らし方別の生活満足度
▼ 横浜市民の暮らし方の多様化

・横浜市民の生活満足度が高い理由は、暮らし方の多様化に目を向けると別の面が明らかになる。

・2000年の「国勢調査」の結果を見ると、驚くべきことに、2人暮らしと1人暮らしの世帯を併せると、全世帯数の半分以上になっている。
2人暮らし世帯が多くなっているのは、第一に共稼ぎであえて子供を産まないDINKSと言われる若中年夫婦が増えていること、第二に子供が成人して巣立っていったエイプティネスターズと言われる高年夫婦が増えていることによる。

・そして、こうした暮らし方別の生活満足度を比べると、子供のいない2人暮らし夫婦が一番高く、次が、子供のいる夫婦が高く、1人暮らしはもっとも低い。

・こうして見ると、DINKS層が多くなっていることが、横浜市民の生活満足度の高さの一因になっていることがわかる。

・ということは、現状が横浜市民の生活満足度のピークかもしれず、今後は、暮らし方の多様化に合わせて、市の施策を工夫していかないと、満足度を維持できなくなると思われる。


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