▼ 南西部郊外の人口動態
・横浜市郊外部のうち、北部(都筑、青葉、港北区)では、人口増加が続いているのに対して、南西部(港南、栄、瀬谷区など)では、人口は減少している。
・人口構成の高齢化は、市の中心部で目立つが、人口減少傾向の南西部郊外も、このままでは高齢化が進む。
・世帯規模もどんどん小さくなっているが、南西部郊外では横浜市の平均より小さい。
・南西部郊外は、ベッドタウン的色彩が濃く、就業の場が少ない。
昼夜間人口比率は、横浜市全体では89.7%だが、栄区は67.1%で横浜市でいちばん低い。泉区(68.0%)、港南区(69.9%)もかなり低い。
|
|
▼ 女性の就業機会
・横浜市では、全国平均(49.5%)に比べて、女性の労働力率が40.4%ときわめて低い。
・1992年の横浜市の調査では、女性はライフコースの理想として、「出産で仕事を中断、子どもが一定の年齢に達したら再就職」を望む人が多い(50.5%)。しかし、現実には、このコースが実現したという人は27.1%で、再就職の機会がない人が多数を占める。
・この背景には、住まいの近くに就業機会が少なく、とくに、高学歴の女性が多いため、自分の望む仕事のできる職場が乏しいといった事情がある。
・これでは、女性は、結婚しないか、結婚しても子どもを産まずに働くか、結婚して家にいるか、に選択肢が限られてしまう。
|

女性のライフコースの理想と現実
|
▼ 今後の見通し
・現状では南西部郊外の居住者は、地域外で就業する人が多いが、この人だちが60歳以上になった時、どういう生活を望むのだろうか。
・横浜市の調査では、60歳以降も就労したいと答えた人にその理由を聞いている。
男性では「家計維持のため、生活費を得るため」(45.3%)という答えがもっとも多い。それに対して、女性では「自分自身の生きがいのため」(47.7%)という答えがいちばん多い。
|
|