![[3]栄区 一戸建住宅地 竹谷さん「建築協定から地区計画へ」](img/2_3.gif)
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▼ 建築協定から地区計画への変更の理由
・私の地域では、建築協定を25年間続けてきたが、つい最近1年ほど前に地区計画に変えた。
建築協定は、民間どうしの契約であるのに対して、地区計画は横浜市の条例によるものなので、違犯者に対しては行政が介入する。
地区計画に変えた大きな理由は、次の3つだ。
・第1に、建築に賛成しない人の居住地を空白にして、100%賛成する人どうしで協定をつくる。建築協定の地域に囲まれた空白のところに住む人は、制約は受けずに環境のいい所に住めることになり、不公平になる。
・第2に、空白の所に住む人が、建築協定では許容されない建物を建てようとする時、事情を説明して説得する役割の人が必要だ。しかし、高齢化が進むと、そういう役割のなり手がいなくなってくる。
・第3に、規制緩和とともに、建築許可がおりやすくなっていて、高い情報収集力をもっていないと、いつの間にか問題を含む家が建ちはじめてしまう。
こういう問題に対応するには、地区計画に変更しないと難しい。
▼ 地域の現状を踏まえた協定の再検討
・建築協定から地区計画への以降の際に、これまでの建築協定が地域の現状にそぐわなくなっている次のような点について再検討を行った。
・25年前に皆が思い描いた住みやすい町のイメージで建築協定を作ったが、そのイメージと多くの人が退職するようになった現状で求められる住みやすさとはくい違いが出てきている。
例えば、建築協定では建坪率や容積率が厳しくなっているが、そのままだと2世代住宅が建てられないとか、若い人が住むのが難しくなってしまう。
・また、一人暮らしの老人の世帯が増えてきて、ぼけ症状が出てきたりすると、そういう方が何人か共同で住む形を考えなくてはならない。そうした住み方も、一戸建て住宅を下宿にしたりするのを禁止する建築協定に抵触するという問題があった。
▼ シニアクラブの活動
・また、私の地域では、老人クラブに加わる人が少なくなっていたが、シニアクラブと名前を変え、やりたい人が10人いれば新しいサークルをつくれるカフェテリア方式をとったところ、会員数がどんどん増えた。
シニアクラブの活動のひとつに公園の清掃がある。公園の清掃に参加した人には、社会奉仕券というエコマネーを渡すことにした。そして、シニアの人たちが参加するサークルに、社会奉仕券を集めた枚数に応じて、横浜市からの補助金を配分するようにしている。
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