Q (339) なぜ賢治の作品には『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』のように、猫がよく出てくるのでしょうか?? どなたか分かる方おしえてください!!(miki)

Q (278) はじめまして。私は宮沢賢治さんと 猫が大好きです。ですから賢治と猫について色々と調べたいと思っています。賢治さんの作品で「どんぐりと山猫」、「注文の多い料理店」、「猫の事務所」以外で猫が登場する作品ってまだあるんでしょうか?詳しい方いらっしゃいましたら教えて下さい。宜しくお願いいたします。(甲田香織)

Q (250) 今卒論で賢治と猫について調べています。賢治と猫の関連性について書いてある本があれば教えてください。(オイ)

A
Date: Thu, 14 Sep 2006  猫さん

Date: Mon, 17 Apr 2006  カゼミチさん

Date: Sun, 24 Oct 2004  サキさん

Date: Mon, 18 Oct 2004  りんさん

Date: Thu, 20 May 2004  フラドのガコブタさん


Date: Thu, 14 Sep 2006
  猫

猫は自由を愛する。傲慢である。 猫は役に立たないつまりデクノボー と思われている。しかしほんとうは賢い そこが奥ゆかしい。化けることもあり, 気味が悪いという人もいるが,神秘的な ところがまた魅力的である。このように 考えます。


Date: Mon, 17 Apr 2006
  カゼミチ

これは、僕の勝手な思案なのですが(この題で論文を書いたことがあります)
まず、賢治は猫が嫌いだと弟の清六氏は言っています。また、『猫』という作品からも嫌いであることは間違いないでしょう。ですから、好きだから登場しているわけではないと思います。
で、私の仮説ですが、それは賢治幼少の頃のはなしです。
賢治は外に遊びに行くことは無かったそうです(学校に通うまでは)そのために、話し相手は家族や父や母の客人(大人)になります。その時に、岩手民話を聞いたのではないでしょうか?岩手民話には化け猫の話も多くあり、その印象が大人になっても残っていたのではないでしょうか?
そもそも、イーハトーヴォはもう一つの岩手です。そこに、岩手民話の化け猫が登場してもおかしくないと考えております。
『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『蜘蛛となめくじと狸』などは化け猫の印象がありますよね。


Date: Mon, 18 Oct 2004
  サキ

「セロ弾きのゴーシュ」にも出ているようですよ。


Date: Mon, 18 Oct 2004
  りん

山猫は「蜘蛛となめくぢと狸」「どんぐりと山猫」「注文の多い料理店」「ポラーノの広場」で、猫は [セロ弾きのゴーシュ」「猫の事務所」「鳥箱先生とフゥねずみ」


Date: Thu, 20 May 2004
  フラドのガコブタ

いまのところ、いちばん詳しいのは、 原子朗氏の『新宮沢賢治語彙辞典』の「猫」の項目 ではないでしょうか。
図書館等でお調べになってください。


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