投 稿 フォーラム


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97 Date: Fri, 19 Oct 2012---Subject:広葉樹林を活かす循環型産業をめざす岩泉純木家具(takashi////)

97 Date: Mon, 9 Mar 2009---Subject:岩泉の昔ばなしの豊かな世界(大正小学校)

96 Date: Fri, 1 Feb 2008---Subject:教育者としてのクーボー大博士(匿名)

95 Date: Thu, 1 Feb 2007---Subject:「雨ニモマケズ」が素敵な曲になりました(匿名)

94 Date: Sun, 23 Jul 2006---Subject:何番も(りん)

93 Date: Tue, 20 Jun 2006---Subject:岩泉の昔ばなしの豊かな世界(あこたん)

92 Date: Sun, 11 Jun 2006---Subject:イーハトーヴォでのタウン誌づくりに対する感想(さちこ)

91 Date: Fre, 27 Jan 2006---Subject:宮沢賢治に関する新刊の紹介をさせて下さい(江口和浩)

90 Date: Thu, 12 Jan 2006---Subject:【新刊のご案内】(港の人)

89 Date: Sun, 30 Oct 2005---Subject:【報告】 宮沢賢治氏の替詩(ニッポン放送)に対する抗議(大崎雄司)

89 Date: Mon, 8 Aug 2005---Subject:ありがとうございます(幻影)

88 Date: Sat, 16 Jul 2005---Subject:賢治を感じた時(八周)

87 Date: Fri, 6 Feb 2004---Subject:盗森での岩魚の養殖(佐々木 正充)

86 Date: Wed, 10 Dec 2003---Subject:賢さん聞いてください。(伊万里 正隆)

85 Date: Sun, 16 Nov 2003---Subject:盗森での岩魚の養殖(近藤)

84 Date: Mon, 14 Jul 2003---Subject:無題(匿名)

83 Date: Fri, 10 Jan 2003---Subject:ヒマラヤは世界の民話の吹きだまり(嵩)

82 Date: Fri, 20 Dec 2002---Subject:無題(roke)

81 Date: Mon, 9 Dec 2002---Subject:広葉樹林を活かす循環型産業をめざす岩泉純木家具(榑林 由実子)

80 Date: Mon, 25 Feb 2002---Subject:ミティラー美術館(長谷川れいな)

79 Date: Wed, 28 Nov 2001---Subject:12番へのメッセージ(雪)

78 Date: Wed, 21 Nov 2001---Subject:無題(soul mackenzie ソウマケンジ)

77 Date: Sun, 30 Sep 2001---Subject:「盗森での岩魚の養殖」の感想(滝沢を忘れられない男)

76 Date: Fri, 29 Jun 2001---Subject:「宮沢賢治の宇宙」HPのスタッフの方へ(Y.M)

75 Date: Tue, 19 Jun 2001---Subject: 大都市からイートーヴォに移り住んだ「楽農民」への感想(由香)

74 Date: Wed, 23 May 2001---Subject: 30年も経って・・・・(大友 あさこ)

73 Date: Tue, 13 Feb 2001---Subject: 15番さんへのメッセージ(ともぴー)

72 Date: Mon, 4 Dec 2000---Subject: トシが入院した病院(Hiroshi Ono)

71 Date: Thu, 28 Dec 2000---Subject: 皆さんへお願い(中村 恵美)

70 Date: Fri, 22 Dec 2000---Subject: 内田朝雄の朗読『ポラーノの広場』(ひとし)

69 Date: Sat, 11 Nov 2000---Subject: イーハトーヴォでのタウン誌づくりに対する感想(村田広平)

68 Date: Fri, 20 Oct 2000---Subject: 編集日誌に対する感想(寿蘭)

67 Date: Wed, 4 Oct 2000---Subject:「宮沢賢治の宇宙」News Mail 44号に対する感想(浅田)

66 Date: Wed, 26 Jul 2000---Subject: 編集日誌に対する感想

65 Date: Tue, 4 Jul 2000---Subject:「時空」に対する感想(えらお)

64 Date: Thu, 30 Mar 2000---Subject:Re: 「宮沢賢治の宇宙」News Mail 38号(寺内 美知子)

63 Date: Thu, 30 Mar 2000---Subject:Re: 「宮沢賢治の宇宙」News Mail 38号(POST)

62 Date: Thu, 30 Mar 2000---Subject:Re: 「宮沢賢治の宇宙」News Mail 38号(北風白春)

61 Date: Sat, 25 Mar 2000---Subject: 「ケンジ童話とその周辺」刊行のお知らせ(Kiyomi Yamashita)

60 Date: Fri, 25 Feb 2000---Subject: パルバースさんのインタビューの感想(佐々木健)

59 Date: Sun, 30 Jan 2000---Subject: 現代のイーハトーボ「岩泉の昔ばなし」の感想(ドラ焼きダイスキ)

58 Date: Sun, 16 Jan 2000---Subject: 行ってきました賢治に会いに(三谷 修一)

57 Date: Fri, 17 Dec 1999---Subject: 無題(わかりん)

56 Date: Wed, 22 Dec 1999---Subject: 黒井健さんの宮沢賢治の絵本出ました!(五十嵐綾)

55 Date: Tue, 14 Dec 1999---Subject: 宮沢賢治学会のこと(山下聖美)

54 Date: Wed, 08 Dec 1999---Subject: アニメ銀河鉄道の夜について(田知本正夫)

53 Date: Thu, 4 Nov 1999---Subject: はじめまして(たけし)

52 Date: Mon, 1 Nov 1999---Subject: 15番へのメッセージ(きょうこ)

51 Date: Wed, 22 Sep 1999---Subject: 50番へのメッセージ(鈴木 直子)

50 Date: Fri, 10 Sep 1999---Subject: 42番へのメッセージ(きぬのみち)

49 Date: Tue, 31 Aug 1999---Subject: 無題(白木 紀代子)

48 Date: Mon, 30 Aug 1999---Subject: 無題(無争民)

47 Date: Sat, 14 Aug 1999---Subject: 編集日誌へのメッセージ(志村たけし)

46 Date: Wed, 28 Jul 1999---Subject: 13番へのメッセージ(賢治さんの後輩)

45 Date: Wed, 28 Jul 1999---Subject: 結城美枝子さんのインタビューの感想(佐々木英夫)

44 Date: Sun, 18 Jul 1999---Subject: ★新作ゲームについての感想★(ぶつ吉)

43 Date: Mon, 12 Jul 1999---Subject: 宮沢賢治の宇宙を拝見しました(海老原)

42 Date: Thu, 08 Jul 1999---Subject: 『検証・宮沢賢治論』刊行のお知らせ(Kiyomi Yamashita)

41 Date: Wed, 30 Jun 1999---Subject: 27番へのメッセージ(鈴木 直子)

40 Date: Fri, 18 Jun 1999---Subject: 楽しく読ませてもらっています。(Nao♪)

39 Date: Tue, 15 Jun 1999---Subject: 遠山繁年絵本原画展へいってきました(田代信行)

38 Date: Sat, 5 Jun 1999---Subject: 大都市からイートーヴォに移り住んだ「楽農民」への感想(ナナ)

37 Date: Sat, 29 May 1999---Subject: ご紹介ありがとうございました(泉井小太郎・音座マリカ/六角文庫)

36 Date: Wed, 26 May 1999---Subject: 絵はがきありがとうございます(ともちゃん)

35 Date: Thu, 20 May 1999---Subject: 「Y2Kかぼちゃ大作戦」開始のお知らせ(あまほろ@かぼちゃ星人)

34 Date: Thu, 13 May 1999---Subject: 33番へのメッセージ(「宮沢賢治の宇宙」編集委員会)

33 Date: Wed, 12 May 1999---Subject: 大都市からイートーヴォに移り住んだ「楽農民」への感想(あまほろ)

32 Date: Thu, 13 May 1999---Subject: 31番へのメッセージ(「宮沢賢治の宇宙」編集委員会)

31 Date: Mon, 26 Apr 1999---Subject: Chaos(吉澤洋治)

30 Date: Wed, 31 Mar 1999---Subject: 東京へお越しの折りの新名所<お得な情報>(中村 恵美)

29 Date: Wed, 17 Mar 1999---Subject: 26番へのメッセージ(EO)

28 Date: Sun, 28 Feb 1999---Subject: 劇をやります。(のぶ)

27 Date: Sun, 07 Mar 1999---Subject: 本を出しました(Kiyomi Yamashita)

26 Date: Mon, 1 Mar 1999---Subject: 論文を書き終えて。(中村 恵美)

25 Date: Mon, 15 Feb 1999---Subject: 24番へのメッセージ(ree)

24 Date: Wed, 3 Feb 1999---Subject: 賢治所感(中村 恵美)

23 Date: Thu, 31 Dec 1998---Subject: 楽しい企画をありがとう!(うさこ)

22 Date: Tue, 15 Dec 1998---Subject: 98-12-14 劇を観る(Hiroshi Okuta)

21 Date: Fri, 4 Dec 1998---Subject: 「ぜひ感想を言いたくて」(にわか愛読者より)

20 Date: Fri, 6 Nov 1998---Subject: 「こんにちは。」(小林 剛)

19 Date: Tue, 20 Oct 1998---Subject: 「賢治のつくりだす空気」(さいとう まきこ)

18 Date: Fri, 16 May 1997---Subject: 16番へのメッセージ(さいとう まきこ)

17 Date: Sun, 11 Oct 1998---Subject: 「銀河鉄道を見上げて」(朝倉久美)

16 Date: Thu, 30 Jul 1998---Subject: 「イギリス海岸へ行ってきたよ。」(櫻井 眞由美)

15 Date: Mon, 04 May 1998---Subject: 「僕の黄色いトマト」(西尾 潤)

14 Date: Wed, 10 Dec 1997---Subject: 「岩手の昔ばなし」(ことみ)

13 Date: Mon, 15 Sep 1997---Subject: 「賢治と先生」(村上 猛)

12 Date: Thu, 5 Jun 1997---Subject: 「雪渡り」宮沢賢治の世界「狐は人をだますか」を読んで(川本リカ)

11 Date: Fri, 16 May 1997---Subject: 4番へのメッセージ(斎藤洋一)

10 Date: Thu, 8 May 1997---Subject: はじめまして。(Taiji Nishiyama)

9 Date: Sun, 04 May 1997---Subject: 賢治の世界に近い?(Makoto Watanabe)

8 Date: Mon, 28 Apr 1997---Subject: 6番へのメッセージ(のはら)

7 Date: Mon, 21 Apr 1997---Subject: 賢治作品を劇中劇に織り込んだ芝居(土屋 智義)

6 Date: Fri, 18 Apr 1997---Subject: ウィリアム・モリスのこと(まさ☆まさ)

5 Date: Sat, 22 Mar 1997---Subject: いつもありがとう(maehara)

4 Date: Sat, 15 Mar 1997---Subject:      (神奈川の男)

3 Date: Thu, 27 Feb 1997---Subject: 「宮沢賢治の宇宙」の感想です(katuhiko)

2 Date: Wed, 12 Feb 1997---Subject: 花巻は第二の故郷です(fujisawamegumi)

1 Date: Fri, 10 Jan 1997---Subject: はじめまして(まさ☆まさ)




98 Date: Fri, 19 Oct 2012
Subject:
広葉樹林を活かす循環型産業をめざす岩泉純木家具(takashi////)

広葉樹林。活かした家具は小物入れ家具が、良いと思います。

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97 Date: Mon, 9 Mar 2009
Subject:
岩泉の昔ばなしの豊かな世界(大正小学校)

 素晴らしかった

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96 Date: Fri, 1 Feb 2008
Subject: 教育者としてのクーボー大博士(匿名)

 今から36年くらい前のことですが、当時学生でありながら学園紛争をエスケープして劇団の俳優教室に入り、そこで戯曲「グスコー・ブドリの伝記 広渡常敏脚本」に出逢いました。私が演じたのは火山研究所のペンネンナーム博士でしたが、ここに登場するクーボー大博士の「生徒諸君に寄せる」は圧巻でした。曰く
「・・・諸君は様々な形の山脈である・・・」、「学問とはなにか? 科学とは何か? ブドリ、君のノートはクエスチョンマークばかり書きつけてあるね。よろしい、すべてを疑えといった偉い思想家がいる。クエスチョンマークをこれからさきも忘れないようにしたまえ。」
このせりふ賢治の作品中には見当たらないので、きっと舞台演出家広渡さんが宮沢賢治を読み込んで、創作したのであろうと思いますが、教育者としての宮沢賢治の言葉としても全く違和感のないものだと思います。この戯曲を演ったことがきっかけでその後宮沢賢治的なものの見方をずっと意識し続けています。

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95 Date: Thu, 1 Feb 2007
Subject: 「雨ニモマケズ」が素敵な曲になりました(匿名)

はじめまして。
昨年、宇佐元恭一さんが出した「雨ニモマケズ」のCDを聞きました。 おなじみの「雨ニモマケズ」の詩をそのまま歌にしているのです。 聞いてみると、違和感がまったくなく、言葉の一つ一つがより心に響くものでした。 最近、岩手にご本人が行くことも多いらしく、盛岡のCDショップでは売り上げベストテンに入ったとか。
日本中の人にこの歌を聞いてもらいたいと願う今日この頃です。

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94 Date: Sun, 23 Jul 2006
Subject: 何番も(りん)

宮沢賢治についてたくさん知れました。良い勉強になりました・・。

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93 Date: Sun, 11 Jun 2006
Subject:
岩泉の昔ばなしの豊かな世界(あこたん)

高橋貞子さんの書いた、まわりまわりのめんどすこの苧坪ヨシさんは私のひいおばあちゃんです。私が小学校1年生の頃に亡くなりましたが、とてもやさしく頭のいいひいおばあちゃんでした。本にしていただいたことを出版されてもうすぐ30年になりますが、私には大切な宝ものです。ありがとう。

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92 Date: Sun, 11 Jun 2006
Subject:
イーハトーヴォでのタウン誌づくりに対する感想(さちこ)

初めまして。こんにちは。私は福岡在住の者です。昨日間違って空メールを送ってしまい、その後、感想を送ったのですが届いてましたか?長文だったので、届いていたか心配です…LUZの第1号って購入したいのですがまだ入手可能なのでしょうか?

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91 Date: Fre, 27 Jan
Subject: 宮沢賢治に関する新刊の紹介をさせて下さい(江口和浩)

『宮沢賢治研究・文語詩稿 叙説』
島田隆輔 著 2005年12月 発行 534P  A5判
ハードカバー  定価8,400円(本体8,000円+税)
ISBN 4-88695-181-3

賢治作品のなか、二百数十篇に及ぶ文語詩に光を当て、まとめた著者十二年にわたる 文語詩研究の書。校本宮澤賢治全集、新校本宮澤賢治全集の成果や賢治自身の直筆原 稿などを綿密に辿り精査し、読み拓いた一書。

目次  序章〈歌ひめ〉の詩系譜を読む 第1章初期論   第2章再編論   第3章〈写稿〉論   第4章ウル定稿本文考 附章ノート・詩 稿本文研究 資料篇

著者略歴  島田隆輔(しまだ・たかすけ)
1955年、島根県益田市生まれ。上智大学文学部国文学科卒業。現在、島根県立松江工 業高等学校定時制過程勤務。

書店などで販売中です
ありがとうございました。
発行元 朝 文 社 〒113-0033 東京都文京区本郷3-15-6 秋田ビル
TEL. 03-3814-5072 FAX. 03-3814-7159
info@chobunsha.co.jp http://www.chobunsha.co.jp/

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90 Date: Mon, 8 Aug 2005
Subject: 新刊のご案内(港の人)

突然のメールをお許しください。
平素は弊社刊行物につき、種々ご配慮、ご厚志を賜わり、厚くお礼申し上げます。 さてこの度弊社では新刊・宮沢賢治著/川原真由美画『あたまの底のさびしい歌』を 上梓いたしましたので、ご案内申し上げます。
[本書のこと]
宮沢賢治は37歳という短い生涯の間に、家族や友人に向けて、たくさんの手紙を書き ました。それらには、詩や童話などの作品には表れない、なまの賢治の思いをかいま みることができます。本書は、そんな賢治の手紙の1918年から1933年の亡くなる直前に書かれたものまで11通を選び出したものです。
必死の思いで書かれた賢治の手紙には、混迷する時代のなかで、人生の本当の意味や 本当の価値を求めている現代人の心に響くことばがあふれています。世の中の矛盾や、自分の無力さに打ちひしがれながらも、一生懸命生きていこうと、自分自身や手紙の相手を励まそうとしています。美しい詩のようにも読める文面は、私たちへの貴重なメッセージとなるでしょう。
また、学校は出たものの、何か本当の自分の仕事なのか、世の中のために何をすべき か、また自分はどう生きていくべきか悩んでいる賢治。でも、はたから見れば、ろく な仕事にもつかず親の経済力に頼っている怠け者です。その姿は、社会の敷いたレー ルに乗れない/乗りたくない、現代のニート世代にも通じるものがあるように思えま す。青年賢治と同じく、人生で迷子になっている若い世代にも、ぜひ読んでいただき たい一書です。
また、本書に多数おさめられた絵を描いたのは、書籍や雑誌で幅広く活躍するイラス トレーター・デザイナーである川原真由美さんです。ときにはやさしく、ときには激 しく、ときには幻想的に、いろんな場面を持つ手紙のイメージをふくらませてくれる 素晴らしい作品に仕上げてくださいました。
何とぞよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。

新書判・ソフトカバー・157ページ・本文2色刷・定価1,575円(税込)
ISBN4-88008-347-X C0095

どうか今のご生活を大切にお護り下さい。
上のそらでなしに、
しっかり落ちついて、
一時の感激や興奮を避け、
楽しめるものは楽しみ、
苦しまなければならないものは苦しんで
生きて行きましょう。
(死の直前、かつての教え子に宛てた手紙より)

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89 Date: Sun, 30 Oct 2005
Subject: 【報告】 宮沢賢治氏の替詩(ニッポン放送)に対する抗議(大崎雄司)

宮沢賢治の宇宙 サイトご担当者様
 作家・倉本聰氏に対して、次の抗議文を送付しましたので、一文まで報告申し上げます。
 宮沢賢治氏を題材にあげながらも、低劣なギャクに置き換える悪しき風潮が一部にあるように思います。
 賢治氏の、命を振り絞るような生涯を拝す時、幼稚な現代作家共の軽薄さに憤怒を覚えてならないのは、わたし一人でしょうか?

          *****
倉本聰 殿

 前略 「富良野からの風」をいつも聴かせていただいて おります。有意義な内容に学ばせていただくことが少なく ありませんが、唯一、冒頭に挿入されている宮沢賢治氏 の「雨ニモ負けず」の替詩だけは、同氏を尊敬する聴視者 の一人として憤激に耐えません。

 宮沢賢治氏がどのような思いで、この詩を死の直前に、 自らの命を振り絞る思いで書き残されたのか、貴殿も 作家であられるならば、その遺書にも似た思いを少しく 理解されるべきであります。

 先人の遺書を題材にし、揶揄にも似た低劣な替詩を つづることに、一種の新しさを覚えておられるのかもしれ ませんが、それは表現の自由を超えた冒涜であります。

 貴殿の替詩は宮沢賢治氏を冒涜している、との遺憾の 気持ちを抱く宮沢賢治氏の愛読者は少なくありません。 聴視者に不愉快な思いをさせる。それを表現の自由とは いえません。「自由」とは「義務」と「責任」をまっとうして、 はじめて「自由」といえるのであります。

 以上、改修のご検討をお願いいたします。

神奈川県横浜市
大崎雄司

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89 Date: Mon, 8 Aug 2005
Subject: ありがとうございます(幻影)

突然のメール失礼致します。 一言お礼申し上げたく思います。
確か、小学校低学年の頃だったと思いますが、国語の教科書に「きっくきっくとんとん」のフレーズが出てまいりました。その時は作者も題名も分からず、ただ「勉強」として読んでおりましたが、このフレーズだけは頭に残っておりました。それから永い間忘れておりましたが、ふと、こちらのサイトにお邪魔した際、懐かしい詩が出ており、その内容を読んでいくにつれ、「ああ、そうだった・・・こんな話だった・・・」と思い出す事ができました。また、作者が宮沢賢治であったという事、題名が「雪渡り」であったという事が分かり、大袈裟ではなく懐かしく、涙が出てまいりました。
おかげさまで、当時に思いを馳せることができました。ありがとうございます。
暑い日が続いております。スタッフの皆様方のご健勝を祈っております。乱文にて失礼致します

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88 Date: Sat, 16 Jul 2005
Subject: 賢治を感じた時(八周)

毎年、イーハトブを訪れ、折に触れて子どもたちにも賢治を読み聞かせしています。 しかし、今日の愛犬の散歩をしている時、急に賢治を感じました。

それは、梅雨明けを感じさせる湿気の多い今日(2005−07−16)の午後でし た。自宅付近のあぜ道を通り、農道を歩いて行きますと、天候の性でしょうか?木々がい つもより枝葉を低くし、木々のトンネルを造っていました。そのトンネルを通り抜けるとき、木々の命と言うか、存在だとは思うのですが、静かにその存在をアピールしてきた気がしました。瞬間的に、それを意識した時に、賢治の「小岩井牧場、永訣の朝、シグナルとシグナレス」などのいろいろな作品のイメージが頭に雪崩れ込んできました。

あ、賢治の言っている世界に、私もいるんだ! と、妙に嬉しくなり、その後の十数 分の犬の散歩は、いつもより何か楽しいものでした。

とりとめもない現象というか、感想なのですが、凄く嬉しい気持ちに慣れましたの で、メールでご報告(うれしさの共感。難しいな〜)させて頂きました。

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87 Date: Fri, 6 Feb 2004
Subject:
「盗森での岩魚の養殖」(佐々木 正充)

私は現在、秋田県小坂町で砂子沢ダムの建設に携わっています。砂子沢川は十和田湖の西側外輪山の白地山を源流にしている清流です。砂子沢川には漁業権もなく殆ど無法状態ですが、現在も何とか釣り愛好家のモラルを頼りに岩魚は棲んでいるようです。
 ダムの上流には民家は一軒もなく民間のキャンプ場があるだけです。経営者はおじいさん一人で、細々と昔ながらの暮らしをしています。何度か話をしている中で『昔は川に岩魚が一杯いて大きさも全然違う』という話を聞いて何とか昔みたいにならないものだろうかと思っていました。私に養殖が出来るとは思いませんが、何か参考になることがありましたら教えてもらえればば幸いです。
 偶然ですが、私が最初に建設に携わったのが繋温泉の御所ダムでした。小岩井農場や岩手山、網張温泉など昔の若かった頃を思い出して懐かしさを覚え、未だ誰にも言っていないことを書かせてもらいました。

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86 Date: Wed, 10 Dec 2003
Subject: 賢さん聞いてください。(伊万里 正隆)

 小泉総理の好きな格言のひとつに「無信不立(信無くば立たず)」がありますね。論語の下篇「顔淵」の言葉で、弟子の子貢(しこう)が政治について尋ねたところ、孔子は「食料を十分にし軍備を十分にして、人民には信頼を持たせることだ」と答えました。
 子貢が三つの中でやむを得ず捨てるなら、どれが先か問うと「軍備を捨てる」、 さらに残った二つのうちではどちらかと問うと、「食料を捨てる。」と答えました。
 その理由を問われて、「食料がなければ人は死ぬが、昔から誰にも死はある。人民は信頼がなければ安定しない(民無信不立)」と語ったといいます。

総理のなさろうとしていることは、これと本当に矛盾します。信頼もなく、ただ兵隊と食料を送るんですか。
本当にただ死にに行くようなものです。止めてください。
今ならまだ間に合います。自衛隊派遣を止めてください。
今行っても殺されるだけです、死人が出て、またお葬式するだけ です。兵隊が行っても、向こうの方に喜ばれるわけではありません。民主運動の指導者も言ってたじゃないですか。「どの国の軍隊も関係ない」と。国際上、日本の為には絶対になりません。テロリストはおろか、イラクの一般の人も敵にまわします。
お願いです、自衛隊が行っても、国の誇りだなんて思いません。死んでくれて誇りだなんて思わない。ただ行けば良いんじゃない、男が国のために死ぬ時代は終わりました。国の為に生きてください。何をすべきか、考える人間が此の国には必要です。 どうか死なないでください、死んだら終わりです。また此の国から未来を作る人が居なくなるだけです。お願いします。だれも死なないで欲しい、だから止めてほしいんです。
お願いします。お願いします。

賢さん、貴方の目指した世界は、当たり前の事が叶うせかいでしょう。 貴方を好きな人が、果たして賢さんの生き方に報いる生き方をしているでしょうか。

賢さん聞いてください。
多くの人の苦しみの声を聞いてください。

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85 Date: Mon, 14 Jul 2003
Subject:
「盗森での岩魚の養殖」(近藤)

素晴らしいの一言てす。
今、四国の渓流魚が激減しています。
私も養殖してみたい気持ちがあります。

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84 Date: Mon, 14 Jul 2003
Subject: 無題(匿名)

私は芸術大學四回生の者ですが、宮沢賢治を子供の頃から愛しておりました。理由などありません。

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83 Date: Fri, 10 Jan 2003
Subject:
ヒマラヤは世界の民話の吹きだまり(嵩)

本当に楽しい童話ですね。

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82 Date: Fri, 20 Dec 2002
Subject:無題
(roke)

いいですね。宮沢賢治の世界は。心がなごみます。

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81 Date: Mon, 9 Dec 2002
Subject:
広葉樹林を活かす循環型産業をめざす岩泉純木家具(榑林 由実子)

私は4年前主人の仕事の関係で盛岡に約3年間住んでいました。今は新潟市に念願のマイホームを持ち暮らしています。盛岡にいる間何度も材木町にある純木家具を見に伺いました。新潟に住んでみていろいろな家具を見て歩きましたが、盛岡で見たものが何一つ見つかりません。盛岡で見たお店のイメージと本物のよさ(私には良くわかりませんが)いつかまた盛岡へ行きぜひ純木家具を我が家の一部に取り入れたいと思っています。盛岡大好きです!

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80 Date: Mon, 25 Feb 2002
Subject:
ミティラー美術館(長谷川れいな)

はじめまして。ミティラー美術館のHP担当の長谷川れいなと申します。
貴ホームページの「現代のイーハトーヴォをめざして」の森と水の町でインド・ミティラー地方の民俗画展を開いた「この指とまれ」の会のページを読ませて頂きました。私はまだ中学生だったと思いますが、当時の事が思い出されました。
岩泉町での展覧会で実演制作をしていたボーワデーヴィーさんは、昨年から現代アー トに挑戦する作品を創造して「月に引かれる汽車」という作品を描きました。 このページをよんで、こんなふうに感じて下さっているのだなと思うと、何だかパワーがみなぎってくる感じです。嬉しさのあまり、メール致しました。

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79 Date: Wed, 28 Nov 2001
Subject: 12番へのメッセージ(雪)

雪渡りについては、別役実氏が、おもしろい見解を述べています。ラスト、兄さん達が主人公たちを迎えにくる時、兄さんたちは、“黒い影”として登場しますよね?あれは、主人公たちが、狐の状態にあったからではないかというのです。私も、騙された、とは思いませんが、狐たちの優しさが、詐欺師のみせるそれにみえてしまって仕方ありません。狐は主人公たちを幻惑していたのではないでしょうか。

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78 Date: Wed, 21 Nov 2001
Subject: 無題(soul mackenzie ソウマケンジ)

 私がなぜ賢治についていつも興味があるのか、というと私の名前も字こそ違うけど、けんじで、しかも賢治の作品にも出てくる狼の森(オイノモリ)というところで生まれたからです。(私の場合、岩手ではなく青森県弘前市の狼の森)そして今は愛知県の半田市岩滑(やなべ)という町で暮らしています。この岩滑と言う町は東の賢治、西の南吉といわれる、ごんぎつねで知られる童話作家の新美南吉のふるさとで、私の娘も現在、南吉が教師をしていた岩滑小学校に通っています。無意識のうちにいつも童話にかこまれて暮らしています。賢治と同じく南吉も教師をしながら童話を書き、同じく若くしてこの世をさっており、色々なところで共通点があり、その2人の童話作家と私も少しだけ縁があり、機会あるたびに、賢治や南吉の作品を読み返しています。そして40才を過ぎている私ですが、今は全くの無名ですが将来世界一の童話作家になろうと思っているのです。いつの日かお目にかかる時がくるかもしれません。

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77 Date: Sun, 30 Sep 2001
Subject:
「盗森での岩魚の養殖」の感想(滝沢を忘れられない男)

(滝沢村の思い出から)
私、15年ほど前に滝沢村で岩魚の刺身を頂きました。
本当に美味しかったのをいまだに忘れません。
私の名古屋時代の昔の友人が滝沢村に居ると聞き大型トラックで、東北道を北上しました。なんと遠いところかと思いましたがついてみると自然が豊かで岩手山でしょうか?山の印象がいまだ忘れられずいつか又行く日を楽しみにしております。
その時は、小学校1年の娘と友人三人でした。次は妻と二人で行きたいものです。今有る自然を 岩魚が安心して住める自然をまもってほしいと思います。
  滝沢は、もうすぐ雪が積もるのでしようか。
   宮崎県えびの市は、田んぼの稲が黄金色に輝いています。
  (昔の親友 ドロンの顔を思い出しながら)
  滝沢ということでお借りしました。

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76 Date: Fri, 29 Jun 2001
Subject: 「宮沢賢治の宇宙」HPのスタッフの方へ(Y.M)

始めてNews Mailを頂きました。どうも有難うございました。
「イーハトーヴォ的な方法論」と華厳経の法界との話は、 すべて理解できたわけではないのですが、大変おもしろかったです。 「心の深部には、万人、さらにあらゆる生物が共通の潜在的な 諸要素をもつ・・」という事など、何となくですが賢治の世界を理解 する際のヒントになるように思いました。
これからもMailを楽しみにしています。

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75 Date: Tue, 19 Jun 2001
Subject:
大都市からイートーヴォに移り住んだ「楽農民」への感想(由香)

本当に私も移り住みたいと感じる風景に出会いました。
 ぼんやりとした時間の大切さを教えられた気がします。気分の滅入ることの多い毎日、自分探しをかねて、のんびりゆったり賢治に浸ってみたいと思っています。
 いつか立ち寄らせていただきたいなあと思っています。

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74 Date: Wed, 23 May 2001
Subject: 30年も経って・・・・(大友 あさこ)

はじめまして。横浜に住む48歳の主婦です。高校生の時から賢治が好きでした。あ のころから、もう30年以上の時が過ぎているのですね。難しい文献は、おてあげで すが、なんとなくせつなくなるような賢治のおはなしが今でも胸の内に生き続けてい ます。<すきとおったほんとうのたべもの>として私なりに消化しているという事に なるでしょうか?「水仙月の四日」とか「猫の事務所」とかいいですね。実生活では 多事多難の今日この頃ですが、このフォーラムをみつけて、ほっとひと息つけそうで す。よ・ろ・し・く・・・。

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73 Date: Tue, 13 Feb 2001
Subject: 15番さんへのメッセージ(ともぴー)

月日の経った感想で恐縮です。きょう、ふらっと このページに紛れ込んで、「僕の黄色いトマト」 という題名が気になり、読ませていただきました。 あなたのそのときの気持ちが、よく伝わってきます。 グスコーブドリの名前が通じなかったときの空気を 「黄色いトマト」のあの場面にアクセスする感性は、 繊細というか、悲しすぎるくらいの感受性というか。 あなたがその後、どんなふうに日々を重ねている かも気になります。

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72 Date: Mon, 4 Dec 2000
Subject: トシが入院した病院(Hiroshi Ono)

大正七年暮れに宮澤トシが入院した旧帝国大学付属永楽病院、現東京 大学医学部付属病院分院が閉鎖となるそうです。
トシが入院していた永楽建物の自体は1991年中に取り壊されているはずですが、 実際に取り壊されたのかどうかまでは押さえておりません。

参考資料
「宮沢賢治への旅」(91/03、文芸春秋編、ISBN4-16-810007-3)229ページ

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71 Date: Thu, 28 Dec 2000
Subject: 皆さんへお願い(中村 恵美)

こんちは。ずいぶんお久しぶりですね。
中村 恵美でございます。
突然ですが、皆さんにお願いです。

以下のページに、わたしの俳句が掲載されています。 某サイトが行っているもコンテストで、下に「コメントを送る」っている 項目があります。クリックすると別ウィンドウででできますから、是非 何か書いてやってくださいませ!
http://moon.nasda.go.jp/ja/2000/contest/gallery4.html
*新作も出ています。(27番)ちょっと自信作(笑)
皆さんへお願い ついでにいうと、このサイトにもでちょるよ。
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/tabiuta/home.htm
そーゆーわけでよろしくです。
                by なかむら

賢治も旧制中学の時、友達あての手紙に短歌をいくつも 書いてましたね。全集の書簡集で読みました。

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70 Date: Fri, 22 Dec 2000
Subject: 内田朝雄の朗読『ポラーノの広場』(ひとし)

こんにちは。
『ポラーノの広場』がぼくは好きです。

その作品を、1984年の夏、内田朝雄さん(故人)が、NHK・FMの「朗読の時間」に朗読 するシリーズがありました。私はいろいろ回り道をして、新劇の役者をしたり、現在 はドイツ文学の研究をしていますが、当時は農学を勉強中の大学生で、田んぼの調査 の忙しいすきを縫って、夢中で放送を聞いていました。農作業の合間だったので、農 道にとめた車のカーラジオで聞いたのです。調査の忙しい時期だったこともあり、相 棒の研究者に叱られたり、移動中だったりで、聞けなかった時も何度かありました が、聞くことのできた時には、内田さんの朗読の見事さにうなりました。悪役俳優と して知られた内田さんらしく、デステゥパーゴの表現など誰にも真似の出来ないよう な堂に入ったものでしたし、全体の行間からは、内田さんの作品に寄せる愛情が滲み 出るような、それは全くいぶし銀のような美しい朗読だったのです。

その後5,6年か、あるいは7、8年も経った頃、私はNHKの番組制作担当者にあて て、あの朗読をもう一度放送してはもらえないかと、手紙を書きました。担当者は当 時からすでにもう二回も代わってしまったとのことで、その新しい担当者という人か らいただいた返事の内容は、しかしまったく残念な内容でした。「担当者が代わった ため、その朗読のテープは所在がわかりません。また私はその朗読の内容にも、朗読 者にも、再放送の価値があるとは思えないため、テープを探す積もりはありません」 というものだったのです。私はあまりに情けなく、直接内田さんご本人にお願いして テープをお借りできないかとまで考えましたが、放送局の人の乱暴な対応を、お伝え するに忍びず、そのままになってしまいました。

何年か外国で暮らしている間に、内田朝雄さんの訃報を、私は耳にしました。本当に 残念でした。その後日本に帰ってからも、どこかであの録音が、手に入らないかと、 人に尋ねたり、カタログを探したりいろいろしましたが、見つかりません。長岡輝子 さんの岩手弁をまじえた素晴らしい朗読は、チェロやピアノの洒脱な演出を加えた見 事なCDにまとめられ、私たちはいつでもそれを手にすることが出来る幸福を味わっ ています。外国で暮らしていた間、長岡さんのこの朗読は、本当に私の心の支えのよ うなものでした。それと並んで双璧のように、私の心の中にいつもどっしりと場所を 占めている、あの内田朝雄さんの朗読は、もう放送もされなければ、CDにもなら ず、誰の耳にも触れないまま埋もれてしまうのでしょうか。本当に残念です。賢治作 品の朗読は数多くありますが、賢治の世界を正しく映し取って、私たちの心の底にま で響かせてくれる、本物の朗読には、なかなか出会うことが少ないだけに、本当に本 当に残念です。放送局の担当部署にすら、本物の価値がわからない人しか居ない、と いうのは、まったく不幸なことです。私が局に手紙を出してから、さらにまた7、8 年が過ぎているので、また新しい担当者になっているかもしれませんが...。ところ で、どなたか、84年の放送を録音していらした方はいらっしゃらないでしょうか?ダ ビングなどさせてくださる方がいたら、嬉しいのですけれど...。

(余談になりますが、私の暮らした外国(オーストリア)では、朗読番組のほか、自 然科学や歴史のインタヴュー番組などが、かなりの頻度でCD化されて放送局から売 り出されていたほか、ラジオやテレビで見逃したり聞き逃したりした放送を、一視聴 者が、実費を払って局からダビング・送付してもらえるサービスがあり、私もそれを 利用していました。何か文化のあり方が違うという感じがしたものです。)

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69 Date: Sat, 11 Nov 2000
Subject:
イーハトーヴォでのタウン誌づくりに対する感想(村田広平)

私は長野県佐久市で学習塾をやっている43歳の者です。 ホームページ興味深く拝見しました。その中で、「Luz」の編集をなさっている竹久さんのお話の中に、斎藤宗次郎という、花巻で宮沢賢治とつきあいのあったクリスチャンがいて、その人が、有名な詩「雨ニモマケズ」のモデルと言われているとの部分がありました。  私もちょうどホームページにこの詩の英訳(ロジャー・パルバース訳)を載せたところ、 クリスチャンの、大学での先輩から全く同じ話とそのことを載せた記事の引用をうけとりました。記事は『羊群』という雑誌の1999年7月号に平岡修治牧師の書かれたものとして以下の文章(一部)があるというものです。
「1877年、齋藤宋次郎さんは岩手県花巻禅宗の寺の三男として生まれました。 15歳の時、母の甥に当たる人の養子となり、齋藤家の人となりました。やがて、小学校の先生となり、国粋主義に傾いていきました。ところが、ふとしたきっかけで内村鑑三の著書に出会い、聖書を読むようになり、今までの国粋主義の生き方が間違っていたことに気づき、キリストの救いへと導かれていきました。
1900年、彼は信仰告白をし、バプテスマ(洗礼)を受けることになります。花巻、第一号のクリスチャンでした。彼が洗礼したのは12月12日午前6時、雪の降り積もった寒い朝、場所は豊沢川でした。珍しいということもあって、大勢の人が見物にやってきました。
迫害が始まったのはこの時からでした。親から勘当され、今後は生家に一歩たりとも入ることを禁じられました。町を歩いているときなどは何度も石が飛んできました。 それでも、彼は旗印を高く掲げ、信仰を貫き通しました。  しかし、いわれのない中傷が相次ぎ、やがて小学校を辞めることになります。そして、この迫害は彼だけに止まらず、家族にまで及んでいきました。長女の愛子ちゃんは、天皇陛下の誕生日、国粋主義思想が高まる中で友達から腹を蹴られ、腹膜炎を起こしてわずか9歳という若さで天国に帰って行きました。賛美に送られ、平安のうちに主のみもとに凱旋していきました。
宋次郎さんは一家を養うために1905年、新聞配達業を始めることにしました。 朝3時に起き、汽車が着くたびに何度も駅に新聞を取りに行き、配達をするという重労働の中で肺結核を患い、喀血を繰り返しました。朝3時に起きて、夜は9時まで働きつづける。その後は主との交わりの時間。不思議なことにこのような激しい生活が20年もの間続きましたが体は支えられたのでし た。朝の仕事が終わる頃、雪が積もると小学校への通路を雪かきして道をつけ、小さ い子供をみると抱えて校門まで走る。雨の日も、風の日も、雪の日も休むことなく、人のために働き続けました。新聞配達の帰りには病人を見舞い、励まし、慰めました。
1926年。住み慣れた故郷を離れ、東京に移る日がやって来ました。花巻を離れる日、だれも見送りに来てくれないと思って駅に着くと、そこには町長をはじめ町の有力者の人々、学校の教師、生徒、神主、僧侶、一般の人たち、物乞いする人たちで、身動きできないほど多くの人々が見送りに来てくれたそうです。この人々の中の一人 に宮沢賢治がいました。宋次郎さんが東京について最初にもらった手紙は彼からのものでした。  宮沢賢治が齋藤さんをモデルに有名な詩を作ったのは、それから5年後のことでした。」
斎藤宗次郎という人の存在にも、こんな徹底して、しかも周囲に影響を与え、後年内村鑑三のもとで編集を手伝うなどした(別の資料より)人物が宮沢賢治と親しかったということ自体驚きでした。しかも賢治が自分の理想を記したものとだけ思っていたあの詩のモデルにもなった可能性があるということはさらに驚くべきものでした。  図書館で色々資料をあさりましたが斎藤宗次郎についてはわかってきても、彼と『雨ニモマケズ』の関係を示す資料がなかなか見当たりません。かろうじて山折哲雄という宗教学者の『宗教の力』という本(PHP新書、1999年3月刊)に言及がありました。  「ご承知のように、この詩の最後の方に『デクノボーになりたい』という言葉が記されています。苦しみと不安の連続の中で、賢治はそう書きつけているわけですが、では『デクノボー』とは何のことなのか。これについてはいろいろな方々が様々に議論しています。その結果、最近少しずつわかってきたことがあります。斎藤宗次郎という実在したキリスト教徒がそのモデルになっているのではないかということです。」というように紹介されています。それに続く部分は斎藤宗次郎の生涯についての説明で、彼の生涯の要約は他の、宮沢賢治研究本でも2,3載せてあるものを見つけました。  しかし、その斎藤宗次郎があの詩のモデルと言える根拠はどこにあるのか、その辺について記したものを見つけだすことはできませんでした。 ここ2週間ほど色々調べましたが、インターネット上でこのことに言及されている、竹久さんの発言をみつけましたのでメールをお送りした次第です。
竹久さんが聞かれたこの「雨ニモマケズのモデル斎藤宗次郎」説はその出所についてわかりますでしょうか?その核心の根拠が確かなものか、斎藤宗次郎の生涯とこの詩に描かれた姿勢の類似点からの憶測といった域を出ないものなのかがあれこれ調べてもよくわからないのです。  また花巻のタウン誌としてはもしこのことに関する資料がある場所が町の中にありましたらそれも教えて頂けたら幸いです。私のホームページ(http://www2.ocn.ne.jp/~cosmos-p/)にも載せたいと思っています。突然のお願いでまことに勝手ですがとりあえずわかる範囲でけっこうですので知らせていただけないでしょうか? できればお手数ですがメールででもお願いいたしたく存じます。

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68 Date: Fri, 20 Oct 2000
Subject: 編集日誌に対する感想(寿蘭)

とっても参考になりました。ありがとう。

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67 Date: Wed, 4 Oct 2000
Subject: 宮沢賢治の宇宙」News Mail 44号に対する感想(浅田)

「賢治先生がやってきた」の浅田です。 いつも「宮沢賢治の宇宙」の読ませていただいております。
オンライン書店計画中ということで、期待しております。 いろんなこころみ興味深く拝見しております。 こんかいも紹介されていたオンライン賢治展にいってみました。 なかなかおもしろかったですね。
さて、わたくし、このたび賢治が登場する落語を作りました。 「銀河鉄道 青春十七切符」といいます。ちかごろはやりのいじめ問題をわらいのめ そうという魂胆で、落語をつくったのです。 賢治先生が いじめにどう向かい合うのか、というところです。
また、お暇な折りにでも(お忙しいのは分かっているのですが) 覗いてみてください。 よろしくお願いします。

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66 Date: Wed, 26 Jul 2000
Subject: 編集日誌に対する感想

こんな素敵なサイトしりませんでした。

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65 Date: Tue, 4 Jul 2000
Subject:
「時空」に対する感想(えらお)

月がまん丸で綺麗でした。その月を見て、「『冴』って漢字はこんな感じかな」って思った夜に子供が生まれました。 その月を見て、私はこんな風に思いました。

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64 Date: Thu, 30 Mar 2000
Subject: Re: 「宮沢賢治の宇宙」News Mail 38号(寺内 美知子)

精神的に大きなトラブルを持つ人との関係は、ほんとうにこのあり方しかないと感じますが、燈台守の例があがると、わかりやすいです。

河合さんのような治療側の心構えとしても、共にいることが最も大事、ということを、アルコール依存などの自助グループを援助している、東京都精神医学総合研究所の斎藤学さんもおしゃっていました。
また大切なのは、治療側でない、ちょっとした縁のある人とのやりとりの大切さで、この意味で、燈台守の話しは説得力があります。

ありがとうございました。

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63 Date: Thu, 30 Mar 2000
Subject: Re: 「宮沢賢治の宇宙」News Mail 38号(POST)

こんにちは。いつも楽しく拝読させていただいています。頂くばかりで申し訳なく思っています。
3年半ぐらい前の稲穂の黄金色しているころ、花巻周辺を散策し、賢治さんの耕していた畑からの風景など感じてきたことがあります。観光産業をはじめ、賢治さんに関わるような仕事が多くあるのを見ると亡くなったあとでも、本人の意図しなかった形ではあったとしても、後の人のためになってるんだなぁ、と強く思いました。

>「人間が共にそこに『いる』こと」がいちばん大事だ

私もそう思うばかりです。愛犬がただそばにいて、主人を見上げているような雰囲気なのでしょうかね?で、「それで?」と問いかけてしまうと、それから先がないような、あるいはその次の関係を構築してはいけないような・・・
・・・いけない、と言うよりは、当事者の最良の範囲と言うべきか・・・
ジョバンニが「いつまでもいっしょだよ」とカンパネルラに何度も言ったにもかかわらず、カンパネルラはそれ以上の関係を持つこともなく、いなくなってしまったというのは・・・?
と、分からなくなってきたので、この辺で、やめときます。また次号以後も楽しみにしています。

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62 Date: Thu, 30 Mar 2000
Subject: Re: 「宮沢賢治の宇宙」News Mail 38号(北風白春)

 今回の内容は、非常に感銘を受けました。
 子供の教育をする先生に、精神的に疲れている人たちが多くなっているとの報道もありました。昔のように何もかもできるわけでもなく、また、学力の向上はどの親も実は望んでいる中で、たくましい、心豊かな人間が増えていくには、どうしたらいいのか。
 親も先生も子供も大人も、一人ひとりは幸福になるために精一杯やっているのの、不幸なできごとがなくならないのは、生きていくということがそもそもそういうことなのか、あるいは、やはり現代の何か仕組みを変えなければならないのか、などなど、考えさせていただきました。
 次回も楽しみにしています。

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61 Date: Sat, 25 Mar 2000
Subject: 「ケンジ童話とその周辺」刊行のお知らせ(Kiyomi Yamashita)

山下聖美著「ケンジ童話とその周辺」がD文学研究会より刊行されます。四月初旬には出ます。
宮沢賢治の童話について、賢治研究の実態やその周辺のことについて、ずばずばと書いてあります。面白いです。一読をおすすめします。1700円です。ちなみに表紙は笑えます。

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60 Date: Fri, 25 Feb 2000
Subject: 「私にとっての賢治」の
パルバースさんのインタビューの感想(佐々木健)

宮沢賢治*ボランティアを検索していて読むことができました。地域における人権保障活動を市民活動として行う者として、宮沢賢治の感性についてバルバースさんの捉え方に共感し示唆を受けました。

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59 Date: Sun, 30 Jan 2000
Subject: 現代のイーハトーボ
「岩泉の昔ばなし」の感想(ドラ焼きダイスキ)

昔の様子は.こんなもんなんだなあと思いました もっと調べればともだちに自慢できるなあ すごいよう! もっともっとしらべよう

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58 Date: Sun, 16 Jan 2000
Subject: 行ってきました賢治に会いに(三谷 修一)

念願がかない、やっと花巻に行くことができました。 それも10時間余りかけての夜行バスで仙台へ。仙台からさらに新幹線を乗り継いで。 あいにくの雨模様でしたが。
イギリス海岸は増水していて、十分見ることがでませんでした。宮沢賢治記念館、童話村等と、いつまでも、賢治の世界に浸っていたかったひとときでした。 時間の許す限り(夜行日帰りのため)歩き廻りました。楽しかったし、感激で、帰りのバスの中でもなかなか寝付けない状態でした。 詩碑やぎんどろ公園等には行けなかったのが残念でしたが、いつか時間を作って行こうと思っています。
「銀河鉄道の夜」のビデオを鑑賞しながら、その余韻にひたっている毎日です。このビデオについて、編集日誌のメールがありましたが。日本語版を鑑ているアメリカ人の賢治に対する関心の高さ。私よりすごいなあと驚いています。
いつもメールありがとうございます。

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57 Date: Fri, 17 Dec 1999
Subject: 無題(わかりん)

いろいろな議論があるでしょうし、それも又楽しいのですが、 僕は単純に宮沢賢治の感覚的でぱっと明るい世界観が大好き です。心象スケッチも文字ひとつひとつがきらめいているような 感じさえうけます。これほど自分という個をもちいきた人も 珍しいのでは。では、また書きます。

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56 Date: Wed, 22 Dec 1999
Subject: 黒井健さんの宮沢賢治の絵本出ました!(五十嵐綾)

みなさんは、「水仙月の四日」は、もちろんご存じだと思いますが、 先月、「雲の信号」などの絵本で著名な、黒井健さんの絵で、 「水仙月の四日」の絵本がミキハウスから出ました!
青を基調とした、透明感のあるイラスト。 春を目の前にした最後の冬の雪嵐の、厳しさと、 雪わらすが人間の子供にむけるやさしいまなざしとが織り成す 自然と人の美しいお話。 黒井さんの繊細な感性で、見事に再現されています。
ぜひ、お近くの本屋さんで、見てみて下さい。

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55 Date: Tue, 14 Dec 1999
Subject: 宮沢賢治学会のこと(山下聖美)

聞いてください。
宮沢賢治学会から出している雑誌の編集の手伝いを したくて申し入れたのですが断られてしまいました。 私はお金をはらって学会にはいっていて いい雑誌をつくることにぜひ協力したかったのに なぜだめだったんだろうかとちょっとショックです。 明らかに、人出がたりなくて欠陥のある雑誌だから 賢治研究のためと思っていたのですけど。 私の熱意はいったいどこへ持ってゆけばいいのでしょうか。 私のように学会に人間関係をもっていない人は 会員でもお手伝いさえさせてもらえないようです。 そんなことは学会の規約にはなにも書いてなかったんですが。 学会の人間関係ってどのようになっているのですか。 知ってる人がいたらおしえてください。
あと、日本近代文学会ってなんですか? なんで宮沢賢治学会の理事の人たちは 日本近代文学会に属してる人が多いのですか。

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54 Date: Wed, 08 Dec 1999
Subject: アニメ銀河鉄道の夜について(田知本正夫)

初めてお便りします。いつも「賢治の宇宙」ニュースを配信していただき、ありがとうございます。毎回楽しく読まさせていただいております。

さて、最新回34号('99/11/30)の編集日誌No.69について一言。
アニメ「銀河鉄道の夜」の件で海外から問い合わせがあったとの事ですが、やや 事実誤認があるように思われます。David Poulson氏が見たというのはエスペラ ント版ではなく、おそらく英語版だと思います。実は私も所有のビデオ(日本語 版原作)で早速、確認したのですが、このアニメの中で使われている文字はすべ てエスペラント語なのです。教室の黒板の文字とか、町の看板に至るまですべて エスペラント語が使われています。また、字が細かくて実は私も今回初めて気が ついたのですが、冒頭のキャスト紹介も日本語とエスペラントの併記になってい ます。これは、言語は中立でなくてはならず、地球語として現在、エスペラント が最適であるという制作者の強い意向があったものと思われます。
 ご紹介のあったPoulson氏のホームページも早速、覗いてみました。「エスペ ラント採用の意図は成功しているとは思えない」という意見は意外でした(10点 満点の7点とか)。しかし、これは登場人物の名前が原作通りのイタリア風であ り、欧米系の人にとってはイタリアのイメージが強すぎるからだとわかり、納得 しました。ジョバンニとかカンパネルラという名前は日本人にとってはどこか遠 くの国のイメージなのですが、ヨーロッパの人にすると極めてローカル色の強い 名前なのでしょう。賢治の作品の英訳本では、その辺を考慮して登場人物の名前 は日本風にしてあると言うことで、一体どんな日本人名が使われているのか興味 津々です。

私は金沢の「賢治を読む会」に所属し、奇数月の第4日曜日に集まって賢治の作 品をワークショップ形式で読み、その後の自由なおしゃべりを楽しんでいます。 毎回、新鮮な発見があります。前回は「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」 を読みました。実におもしろかったです。お近くでご関心をお持ちの方は是非ご 参加下さい。ごく気軽な会です。

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53 Date: Thu, 4 Nov 1999
Subject: はじめまして(たけし)

私が宮沢賢治に憧れるようになったのは、30代後半からです。現在は43歳になり、4人の子供もおおきくなり、日々の生活におわれ、賢治さんにのめりこむ時間も少なくなりました。生誕百年の時は独りで(妻には、花巻にどうしても行きたい旨書置きして朝一番の列車で)出かけました。賢治学会の会員ではありますが、これといって活動に参加するでもなく、時がたちました。私は、浄土真宗の寺に生まれ現在は住職として生活しています。最近要約寒くなりつつあり、外で夜空を(オリオンなんかいいですね)眺めていると、賢治さんが冷たい北風にのってスーット頬を撫ぜていきそうです。真宗では法話に賢治さんをあまりだしません(残念です)。彼の思いは宗派以前の、そこを超えた願いだと思います。またいつか花巻をゆっくり訪問したいとおもっている此の頃です。

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52 Date: Mon, 1 Nov 1999
Subject: 15番へのメッセージ(きょうこ)

その先生、ひどいです。忘れているなんて信じられないです。なーんて、わたしもいつかそんなふうに大人になるのかも。尊敬する人、グスコーブドリと答えられるの、とてもすてきです。すてきな子供時代だと思います。

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51 Date: Wed, 22 Sep 1999
Subject: 50番へのメッセージ(鈴木 直子)

 宮沢賢治の専門家ではありませんが、『検証・宮沢賢治論』を 読んだ者として少し意見を言わせてください。 青江氏の本は読んだことがないのでわかりませんが(勉強不足!) 『宮澤賢治殺人事件』などと『検証・宮沢賢治論』は確かに 新たな視点でのとらえなおしとして同じ系統だと思います。 しかし、『殺人事件』の方はつもりつもった怨念を叫ぶ 老人、というイメージなのに対して『検証』は、実に素朴で正直で ぎょっとする疑問をいう子供、というイメージです。 それにしても、賢治研究っていつも活発ですね、と思ってしまいました。

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50 Date: Fri, 10 Sep 1999
Subject: 42番へのメッセージ(きぬのみち)

 この何年か、『賢治の心理学』とか『宮澤賢治殺人事件』とか、新たな視点で賢治を捉え直す本が出ています。それらは青江舜二郎、講談社現代新書『宮澤賢治』の系譜にもつながるような気がします。  私はこれらの書を読んで、賢治に対する理解も親しみもいっそう増したようにも思います。
 議論ではなく、皆さんはいかがですか、とお伺いしてみたいのです。 『検証・宮澤賢治論』まだ拝読していません。もしもう論じてあれば済みません。

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49 Date: Tue, 31 Aug 1999
Subject: 無題(白木 紀代子)

 私は名古屋で教員をしているものです。
この頃子供たちを取り巻くあらゆることに不安を感じます。
まだ、4年目の未熟者なので、学級経営もおぼつかない私ですが、子供たちに何を伝 えていくか、そのヒントが宮沢賢治の作品に込められていると思います。
 「雨にも負けず・・・」の精神で子供たちと向き合っていきたいと思います。

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48 Date: Sat, 14 Aug 1999
Subject: 無題(無争民)

何事にも負けない賢治の宇宙的生命論の慈悲の心に感銘を致し ました。 法華経の精神に優る精神性はないと確信したい。
法華経こそ森羅万象であり自ずと自他共に希望と勇気を与えゆく世界でありたい。

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47 Date: Sat, 14 Aug 1999
Subject: 編集日誌へのメッセージ(志村たけし)

こんにちは。初めてアクセスしました志村と申します。 賢治関係のHPということで、訪れてみたのですが、 情報量がたくさんあって、すべてに目を通すことができませんでした。 また、職場からアクセスをしているので、今日のところは、 ゆっくり読めませんでした。 次の機会に、詳しい感想を書きたいと思いますが、 わたしの中で、好きな賢治の作品は、いっぱいあるのですが、 「なめとこ山の熊」です。 小十郎と熊の皮肉な巡り合わせが、とても哀切に描かれ、 小十郎が熊取をする理由が、彼の心からだけのものでは ないというところに、わたしは、注目しました。 「狐けん」 この言葉は、現代の日本にも、当てはまるような気がします。 責任を取るべき者が、責任を取らない。 賢治もまた、近代に生きていたような気がします。

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46 Date: Wed, 28 Jul 1999
Subject: 13番へのメッセージ(賢治さんの後輩)

レールに戻ってるかどうかちょっと心配です 賢治さんの授業にはお手本があるとかんがえてます 長岡輝子さんのお父様の授業がそれです。 盛岡中学校での授業がそれです。 長岡先生の授業については輝子さんの著書’パッパからの贈り物’ にでています

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45 Date: Wed, 30 Jul 1999
Subject:
結城美枝子さんのインタビューの感想(佐々木英夫)

イギリス海岸について 結城さんのおっしゃるようにあそこは北上川です 確かに外国に行くのは大変な時代でした 川岸の土をご覧になったでしょう ヘイリーミルズの主演したチョークガーデンの撮影地である ドーヴァーの白い壁と一緒です 第一次大戦の時の歌’ドーヴァーの白い壁’を連想させる地質です ヨーロッパの西の端ブリテン島とアジアの端日本列島に同じ地形が 在って現在も海のドーヴァー太古は海であった花巻の岸辺,実は 河川交通の時代から船員をしている(勿論現在は外航船)お家が あるのですよ

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44 Date: Sun, 18 Jul 1999
Subject: ★新作ゲームについての感想★(ぶつ吉)

とても絵がきれいで、何度もやってしまいました。
「おまけ2」の絵がまた幻想的で、すごく素敵です。
次の新作に期待してま〜す♪

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43 Date: Wed, 30 Jun 1999
Subject: 宮沢賢治の宇宙を拝見しました(海老原)

 このホームページの充実ぶりに感激しました。
 インターネットを通じて、全世界に「宮沢賢治の宇宙」が 広がることを期待させます。
 宮沢賢治は21世紀の世界に大切な役割をはたすよう な気がします。
     愛知県 58歳 男性

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42 Date: Thu, 08 Jul 1999
Subject: 『検証・宮沢賢治論』刊行のお知らせ(Kiyomi Yamashita)

この度、『検証・宮沢賢治論』(D文学研究会刊) を刊行する運びとなりましたので、この場を借りて お知らせをしたいと思います。
この本は宮沢賢治研究関係の文献205本を検証したものです。 膨大な賢治関係文献を読みこなすことはとても困難なことだと 思いますが、本書を読めば、宮沢賢治関係著作の内容が概観できるとともに、 賢治研究の世界の現状が理解できると思います。

この手の本は普通、人間関係や上下関係かなんかで、つまらない本に対しても 「つまらない」と書けないような、妙なきまりがあるみたいなのですが、 私はなーーーーーーーーーーーーーーーーんの気づかいもおべっかもなく、 自分の思った通りに書きました。 だって、つまんない本書いてる人が先生とか言われていばってたり、 賢治学会の理事にいるのを見てると、賢治研究の世界って ほんとへんなのって、誰がみても思うはずです。 あんまり有名な本ではないけれど、すごく面白い本もあったし、 そういう本が先生とか理事とかの影にあるのももったいないです。

『検証・宮沢賢治論』は七月の終わりころには書店に並びます。 お問い合わせ・直接注文は以下までどうぞ。
【D文学研究会】 我孫子市本町3ー5ー20
         0471ー82ー6375
【著者あてメール】y-kiyomi@xc4.so-net.ne.jp

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41 Date: Wed, 30 Jun 1999
Subject: 27番へのメッセージ(鈴木 直子)

山下聖美さんの著作「宮沢賢治を読む」を読みました。 とくに書評のところがすごいとおもいました。 あんなにはっきり書けてしまうなんてうらやましいです。 私は札幌在住の大学院生ですが、いろいろ考えるとちぢこまってしまって、書きたいことも書けないのが現実です。 もっとも、この本を読むまではこのように閉鎖的な宮沢賢治および国文学の世界を当たり前のことだと思っていましたが、そうではないんですね。 ものを書くということの基本的姿勢をこの本から学びました。 私もがんばらなくてはととても刺激を受けました。

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40 Date: Fri, 18 Jun 1999
Subject: 楽しく読ませてもらっています。(Nao♪)

いつも「宮沢賢治の宇宙」を送ってくださってありがとうございます。 まだ一度もお礼を申し上げていなかったので遅れ馳せながら挨拶したいと思います。
私は長崎に住んでいます。東北はまだ一度も行った事はありません。 いつもこの送られてくるメールを読んで、いろんな事に思いをはせています。 これからもよろしくお願いします。
ちなみに、賢治作品で1番好きなのは「よだかの星」です。 ああ、いちどイギリス海岸にたたずんでみたい・・♪
それでは、これからもよろしくお願いします。

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39 Date: Tue, 15 Jun 1999
Subject: 遠山繁年絵本原画展へいってきました(田代信行)

13日、島根の桜江町にある今井美術館へ、 「宮沢賢治の世界」と銘打たれた、展覧会へいってきました。
出展者の遠山繁年さんは、「オツベルと象」や「双子の星」、 「月夜のでんしんばしら」「永訣の朝」などの絵本を出版しています。 なかでも私は、偕成社の「やまなし」が好きで、 本当においしい酒になりそうなそのやまなしを見ては、 いつもなまつばをのむのですが、今回、その絵にも出会えました。 また、水面を流れる花びらのシーンや、「永訣の朝」の原画などは あまりに美しく、絵の前でしばし立ちすくんでしまいました。
残念ながら18日までの開催ですが、 ひさびさに、出会えてよかった展覧会だったことを報告しておきます。

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38 Date: Sat, 5 Jun 1999
Subject:
大都市からイートーヴォに移り住んだ「楽農民」への感想(ナナ)

私も数年前から農業に興味をもっていました。今年から市民農園をかりて、わずかながらの菜園生活を始めたところです。普通にOLをし、その足で畑に向かい、収穫したものを食卓へ並べる。 大地から食べ物を頂いているという実感や、料理する喜びを知りました。現代の生活を捨てきれずにいますが、菜園を始めたことによって理想に一歩近づけた気がします。「楽しく農民する、自然に感謝して生活する」という私のあこがれがそこにはありました。 「楽農民」のなかには、もっと厳しい現実があると思いますが私の先輩として、前へ進んで行ってください。

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37 Date: Sat, 29 May 1999
Subject: ご紹介ありがとうございました(泉井小太郎・音座マリカ/六角文庫)

ihatovon note に記したイーハトーヴ百科事典は、ほんとうに欲しいものの一つで、 実現出来ないかと本気で考えたのですが、当方の CGI その他のプログラム知識不足、 コンピュータの経験不足によって踏み出せないままでした。Web で呼びかけて協力 者のネットワークでどうだろうか、などともいろいろ思いを巡らせました。 『宮沢賢治の宇宙』に提案してみようかとも、じつは思っていたのです。 インタラクティヴで、賢治ファンに本当に役に立つ、ネットならではの事典・・・。 実現はむずかしいものなんでしょうか? 力不足が歯痒い思いです。

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36 Date: Wed, 26 May 1999
Subject: 絵はがきありがとうございます(ともちゃん)

10名のうちの1人の私に,きれいな絵はがきが来ました。
ありがとうございました。
詩もいいですし,版画がいいですね。
淡い色彩が,心地好いです。
今,「宮沢賢治の短歌のような」を読んでいます。
これが終われば,「宮沢賢治と東京宇宙」を読む予定です。
少しずつですが,賢治の世界に,足を入れつつある今日このごろです。
ありがとうございました。

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35 Date: Thu, 20 May 1999
Subject: 「Y2Kかぼちゃ大作戦」開始のお知らせ(あまほろ@かぼちゃ星人)

 私は毎年、都市の隙間(空き地、公園、道路脇、線路脇の緑地帯等)に「花の種」 を勝手に蒔いてきました。今年は特に大量のひまわりを蒔き始めました。
 しかし、先日「Y2K問題勉強会」に出席しこの問題が非常に大きな社会的混乱を 引き起こす可能性がある事を知りました。それに対してあらゆる対策が考えられてい ますが「食料の確保及び備蓄」は最重要課題となるでしょう。
 そこで、有志が集まり、この度「ぐりーん・げりら Y2Kかぼちゃ大作戦」を開 始致しました。 かぼちゃは食べた後の種を蒔くことにより、かなりの確率で発芽し収穫することが出 来ますし、長期保存も可能です。(初期の水やりは必要)
 どうか今すぐにかぼちゃを食べ、貴方の回りで「土」を見つけて、種を蒔いて下さ い。日本中あらゆる所で「かぼちゃ」を栽培、収穫し2000年に備えましょう。
○注意! この活動はあくまでも「個人のゲリラ活動」として行って下さい。

●Y2K(コンピューター2000年問題)ホームページ
 Y2K JAPAN : http://www.y2kjapan.com/jp/index.asp
 中川一郎さんの論文:
 http://www.mediaforest.com/navi/select/no64_sp.htm

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34 Date: Thu, 13 May 1999
Subject: 33番へのメッセージ(「宮沢賢治の宇宙」編集委員会)

お便りをありがとうございます。 田所さんの「グリーンゲリラ忠治屋」は岩手県東和町にあったのですが、田所さんと家主の方の意見が合わず、田所さんは花巻市に引越したそうです。そのため、ウェブ上に書かれている業態は当面、なくなっています。しかし、田所さんのめざす構想は変わっていないのではないかと思いますが、詳しいことはわかりません。
よろしければ、直接、連絡をとってみてください。

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33 Date: Wed, 12 May 1999
Subject:
大都市からイートーヴォに移り住んだ「楽農民」への感想(あまほろ)

gooの検索「グリーンゲリラ」でここに来ました。 私はニューヨークにいたとき「グリーンゲリラ」 http://www.greenguerillas.org/ の活動をしていました。今、西新宿に住んでいますが、ここでも「種まき」をはじめようと思います。 「グリーンゲリラ忠治屋」に行きたいので、詳しい場所をお知らせ下さい。

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32 Date: Thu, 13 May 1999
Subject: 31番へのメッセージ(「宮沢賢治の宇宙」編集委員会)

先日は、News Mailの編集日誌についてのコメントをお送りいただきありがとうございました。遅くなってしまいましたが、ご返事をお送りします。

「カオスは非線型の方程式の初期値を変えて 入力、再計算するという過程で生じる」というのは、吉澤さんがおっしゃる通りです。「編集日誌No. 54」で「直感的に判断する部分の多いアナログ的な科学の状態にあるらしい。」ということを書いたのは、池田研介さんの文章を読んで、カオスの現象は私が思っていた以上に形式的な規定が難しく、捉えどころのないものらしいという印象をもったからです。誤解を生みやすい表現であったとすれば、お詫びします。

「編集日誌No. 54」の記述は、カオス理論についての解説をすることを意図したものではありません。カオス研究の最前線で試行錯誤している人たちが、カオスの現象について語りあう時に擬態語を使うことが多く、池田研介さんは「カオスを表現する言語」として日本語の擬態語に着目しているのを面白く思い、そのことを紹介したかった訳です。吉澤さんが「カオス」(青土社)の池田研介さんの文章をまだお読みになっていらっしゃらず、お読みになりたいようでしたら、コピーをお送りします。

吉澤さんが以前から「フラクタルやカオスといった現象の捉え方が賢治を研究するための一つのparadigmでありえるという考え」をお持ちになっていたというのは、私にとっても大変、興味深いことです。その点について吉澤さんが書かれた文章があれば、読ませていただきたいと思います。また、「宮沢賢治の宇宙」の読者向けの文章を書いていただければ、ぜひ掲載させて頂きたいと思っております。

吉澤さんのメールから吉澤さんと佐野清彦さんとの間には、「自由即興演奏」「カオスやフラクタル」「宮沢賢治」といった関心の重なり合いがあることがわかりますが、これはなかなか示唆的な符合だと思われます。
佐野清彦さんの著書についても、もう少し具体的なコメントを送っていただければ幸いです。

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31 Date: Mon, 26 Apr 1999
Subject: Chaos(吉澤洋治)

News Mail有り難うございました。
編集日記にちょっと気になる記述がありましたので、 門外漢であるにも関わらずおたよりいたします。

「カオスと呼ばれる現象はコンピュータを使ったシミュレーションの過程で描かれる形を目でみて、直感的に判断する部分の多いアナログ的な科学の状態にあるらしい。」との記述がありますが、私の理解する限り、カオスは非線型の方程式の初期値を変えて入力、再計算するという過程で生じるものであります。 あたかもコンピュータがかってに作り上げたものを人間がアナログ的に把握するといったニュアンスは間違いであります。
一般的なところとしては、James Gleickの「Chaos」、あるいはいまや古典であるBenoit Mandelbrotの「フラクタル幾何学」などが私の認識の基礎になっております。

10年ぐらい前からこのフラクタルやカオスといった現象の捉え方が賢治を研究するための一つのparadigmでありえるという考えをもっておりますが、フラクタルについて言えば、「自己相似」、カオスでは「微分不可能・初期値の重要性」というキーがあると思います。 いずれも着眼点としては、「微細なものと宇宙的スケールのものとのつながり」という概念を研究するというものです。
尚、このミクロ−マクロの捉え方に関しては、Roger Penrose博士の量子重力仮説(The Emperor's New Mind: Concerning Computers, Minds, and the Laws of Physics; The Shadows of the Mind: A Search for the Missing Science of Consciousness)が非常に興味ぶかい切口になると思います。

佐野さんの視点は大変面白い切口だとおもいます。 特に私自信も自由即興演奏者で あり、70年代からR.Murray Schafer(The Soundscape: Our Sonic Environment and the Tuning of the World) の環境音という概念に触発され試みているものです。 この切口 から私はむしろ賢治の神秘思想へと誘われます。 なぜかというと、環境音を考慮にいれた 自由即興演奏は自我と自然との境界をあいまいにする瞑想的な効果があり、賢治の 作品に見られる自然との一体感を理解する一つの方策ではないかと思います。

乱筆ご容赦ください。
尚、英語フォーラムには、大変興味をもっていますので続報を楽しみにしております。 小生、小学校5年以降現在までの教育はすべて英語で受けてきております。 つねずね、賢治を他の言語へ翻訳することの難しさを感じておりましたの で、どのようなあたらしい試みがあるのか興味があります。

p.s. 3年ほど前から賢治学会に所属しております。 東京在住なのでなかなか花巻でのイベントに参加することができないのが残念です。


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30 Date: Wed, 31 Mar 1999
Subject: 東京へお越しの折りの新名所<お得な情報>(中村 恵美)

中村です。
 わたしは東京の銀座近くに勤めているんですが、その5丁目に
 岩手県の名物物産展みたいなお店(=岩手銀座なんとか)がオープンしました。
 東京駅南口から出ている都バス(=05系統。オレンジ色のプレートです)に乗って 約10分。
 案内のナレーションでもいいます。ビルの1Fにあるんですが結構、面白そうです。
 「なかなか良かった」
 バスの中でいいあっているのを聞きました。
 尚、都バスの料金は一律200円です。安くて便利な乗り物ですね。

 きっと賢治のことも分かるんじゃないかなぁ。
 賢治に関係はなくっとも育った背景は分かりますよね。

 東京・銀座=歌舞伎座、木村屋だけではありませぬぞ!!

 地方から東京へ観光に来られる方、近くに住んでいても岩手が知りたい方はぜひど うぞ!

                                中村からの情 報でした。

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29 Date: Wed, 17 Mar 1999
Subject: 26番へのメッセージ(EO)

中村さん、全集、僕も大変苦労して揃えました。 校本のほうですが、初回の第7巻が出たのが高校2年のとき。 今手元にないので確認できませんが、3000円前後したと思います。 浪人、大学とアルバイトして、なんとか買いつづけました。 就職してから、新修のほうが出ました。 校本は大きいし、きれいに取っておくと、価値がでそうなので(賢治さん、ゴメン)、 新修版も買い揃え、普段はこちらを読んでいます。 さて、「又三郎」の論文を書かれたそうですが、どのような内容なのですか? 転校生体験の豊富な僕には、彼は他人には思えません。 よろしければ、ぜひ、メールで送ってください。 アドレスは編集部から連絡が行くと思います。 僕は今、念願の盛岡に住んでいます。 さて、雪も溶けてきたことだし、 ちょっと鞍掛山にでも行ってこようかな。

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28 Date: Sun, 28 Feb 1999
Subject: 劇をやります。(のぶ)

1999年4月4日に茨城県取手市で、宮沢賢治系の劇をやります。雪渡りや、注文の多い料理店。セロ引きのゴーシュなどをやります。皆さん見に来てください。
劇は英語と日本語でやります。
詳しく知りたい人は、返事またはメール(nobu-bu@fureai.or.jp)ください。

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27 Date: Mon, 1 Mar 1999
Subject: 本を出しました(Kiyomi Yamashita)

現在、大学院で宮沢賢治研究をしています。最近本を出したので、皆様にお知らせしたいと思います。
『宮沢賢治を読む』(D文学研究会 1998年)著者は私、山下聖美です。読んだ方はちょっとびっくりするかもしれなせんが、賢治童話がこのように私の想像力を刺激してくれたことがわかってもらえればうれしいです。ちなみに本書の後半には、従来の賢治研究本の書評がのっています。ここでは、思いきっていろいろなことを書きました。賢治研究の世界、学会、学者たち、に対して正直な批判を素直に書いてみました。けっこう同じような批判を抱いている方々は多いと思います。

なお、今年の七月には『宮沢賢治研究を斬る』(仮題)としてさらに従来の賢治研究 を鋭く批判した本を出す予定です。賢治文学の新たな世界を気付いていきたいと思っています。

最後になりましたが、D文学研究会から出されている賢治論シリーズ(清水正著)は とてもオモシロイです。他にはない驚きを得られると思います。

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26 Date: Mon, 1 Mar 1999
Subject: 論文を書き終えて。(中村 恵美)

 こんにちは。中村です。
 ようよう春めいてきた昨今ですが、風邪が流行っていますね。

 だから、というわけでもないのですが昨日、やっと<風の又三郎>についての論文 を完成することができました。いゃあ、大変だったのなんのって……。35.6枚であげる予定でしたが、結局は40枚。ちょっと分からなくなり、ぐちゃぐちゃになりつつあった面も否定できなくはありませんが、書いて楽しかった!気が乗る自分を感じましたね。

 結果はどう出るか分かりません。ただ、わたしは一生懸命悔いのないよう書くだけです。
 (といってもワープロですが)

 そういうことで、とりあえずご報告まで。ごきげんやふ。

 追伸:25番の方、メッセージをありがたふ。

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25 Date: Mon, 15 Feb 1999
Subject: 24番へのメッセージ(ree)

私も中学生の頃賢治に溺れていました。中村さんのように、本を買いたくてもお金はなかったので、学校の図書館から賢治の本を借りまくり、大学ノートに書き写していました。  「よだかの星」「水仙月の四日」「双子の星」「烏の北斗七星」ナドナド・・・懐かしいです。  雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ・・・は、今でも読んでいるうちに鼻の奥がツーンとしてきてしまいます。  難しい“賢治論”は、私にはわかりません。ただ好きなだけ。賢治の作品のどれもが、私にとっては生涯の愛読書です。

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24 Date:Wed, 3 Feb 1999
Subject: 賢治所感(中村 恵美)

初めまして。中村です。 わたしも昔、賢治がとても好きでした。
ああいう風に刹那的に生きてみたいと切に願った。
小学4年の時だったかな、伝記に載っていた『雨ニモ負ケズ』に感動して国語のノートに写していた思い出があります。

最近、再び文庫で筑摩書房が出しましたけれど、『宮沢賢治全集』(天野退二郎他編 集)ね、あれ、初版がでたのがわたしが中学1年生の時です。1冊、1800円。月に千円の苦しい小遣い財政では諦るを得ない状況にあったのですが、幸い、親が買ってくれ、月1回のお届け顧客リストに載ることができました。
2年半ぐらいかかりましたでしょうかね、全部が揃うまで。

『又三郎』&『銀河鉄道の夜』収所の巻だけていねいな装訂がしてあって、やはり特別を意味しているように思われます。資料には賢治のいろいろが書かれていて、これだけでもフリークになれるっ!
字だけはちょっと、という方には新潮社から出ている『新潮日本文学アルバム』シリ ーズの宮沢賢治、又は河出書房(院だったかも知れません)から出ている『年表 作家読本』の宮沢賢治がおすすめです。わたしは前者980円、後者1300円で買いましたけど、値上げされている可能性大。といっても2000円しないでせふ。
お好きな人は、ぜひどうぞ!

最近、忙しくて時間がとれないのですが、また賢治を読んで見ようかなとおもいます。

では、お元気で。ごきげんやふ。

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23 Date:Fri, 4 Dec 1998
Subject: 楽しい企画をありがとう!(うさこ)

第3回の企画は、いろんな質問があって面白いなと思いました。想像を広げて楽 しく参加させていただきました。りんごの質問では答えるのに迷ってしまいまし た。きっと果物の中でも、とりわけ強い思い入れがあるせいでしょうね。銀河鉄 道の夜のアニメ映画以来、特別に大きくて真っ赤なりんごをみると、列車の中の シーンを思い出してしまう程でしたが、そんなの私だけと思っていたので、なん だかうれしかったです。列車に乗りあわせた人たちの心を、いっとき結んだりん ご…りんごのいいにおいは、確かに人を幸せな気持ちにする力があるようです。 さて、今年も残り少なくなってしまいました。暗いニュースがめだった年でした が、来年は、マグワイア選手70号達成のような明るい話題が、いっぱいの年にな ったらいいなと思います。スッタフの皆さん、ここに訪れる皆さん、どうぞよい お年をお迎えください。

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22 Date:Fri, 4 Dec 1998
Subject:98-12-14 劇を観る(Hiroshi Okuta)

「イーハトーブ・光と音のシンフォニー」を観た感想です。
98年12月14日 19時から21時 新橋ヤクルトホール

 シンセサイザーの「姫神」と賢治の「外山御料牧場」5編の作品朗読を合わせた音楽劇?であるが、結論から言えばコンセプトの分からない作品だった。

 3人の語り部で進行するのだが、男は状況説明・進行役。女二人が・進行役や詩の語りをする。音楽はシンセサイザーで、このための音楽であると思うのだが、必ずしも詩には馴染まない。いや、それ以上に詩の朗読のコンセプトがゴチャゴチャなのだ。作品は前半が「注文の多い料理店・序文」(イーハトーブ説明)「春と修羅」序文、そして何と「永訣の朝」が詠まれるのにはいささか不安になってしまう。その後に「外山御料牧場」関連の5編の詩が語られる。この前後には、観光案内めいたガイドが付く。学芸会でも、もっと水準は高い。(構成という意味で)しかし玉山村観光協会のプロモーションガイドと思えば、十分に納得できる作品だ。

 以前に林光の二つの「セロ弾きのゴーシュ」を聴いて、完成度の高さに目を見張り、そして楽しむことが出来た。これらの「賢治モノ」作品では、童話なら劇や音楽で楽しませることは演出家や音楽家の手によって演出を加えて演じられることが可能だ。ところが、詩をゴチャゴチャに手を入れられたらタマラナイ。それを脚色というならば、脚色なんぞするなといいたい。詩をベースにした高度な遊びも否定しない。しかし、今回の脚色は賢治の作品を食い物にした悪徳「観光劇」であると断定する。
 「春と修羅」の作品の中では「小岩井牧場」という500行以上にも及ぶ、紀行的叙情詩がある。あれを演劇やオペラに演出を加えて詩に忠実にやったら面白いと思うのだが。

 朗読の三人は岩手県出身者でもあり、岩手訛りはうまい(地でゆくから当り前)し、朗読もうまい。しかし詩の読み間違えが私が気付いたところだけでも2個所あっ たのは、いささか残念だった。

第2部には「どんぐりと山猫」の朗読があったが、こちらの方が作品には忠実で素直に楽しむことができた。以上、3500円はともかく1時間30分の浪費だったというお話。

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21 Date:Fri, 4 Dec 1998
Subject:「 ぜひ感想を言いたくて」(にわか愛読者より)

最近急に宮沢賢治の作品を読むようになったのですが、その矢先にこのホームページをみつけました。わたしはまだ賢治ビギナーなので彼の浮世離れした感性に戸惑うこともありますが、作品から溢れる純粋さにハッとさせられます。これからもこのホームページ楽しみにしています。

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20 Date:Fri, 6 Nov 1998
Subject:「こんにちは。」(小林 剛)

山本さん.その他のスタッフの皆さん.いつもお世話になっております.毎月、ご丁 寧に、郵送していただきまして、ありがとうございます.そして、返信も致しません で、もうしわけありません。やっと、重い腰を上げて、パソコンを、買いました.こ れからは、いろいろと、お邪魔致しますので、よろしくおねがいします。

 先日、岩手で、とても大きな虹が、見られました。完全なるアーチを描く、その虹 は、荘厳ささえも、感じるのでありました。めくらぶだうと虹という話が、あります が、めくらぶだうが、感じた憧れと同じ想いで、眺めていました.その瞬間は、わず か数分の出来事です.出勤中でしたから。しかし、今でもすぐその虹が、頭に浮かん できます。やっぱりここは、イーハトーブなんですね。こちらに来て4年目ですが、 辛いことがあっても、幸福は、どこかにあるものですね。イーハトーブに住む事が出 来て、良かったな.と、想うのでした.

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19 Date:Tue, 20 Oct 1998
Subject:「賢治のつくりだす空気」(さいとう まきこ)

私が,賢治に初めて出会ったのは、小学校の教科書載っていた「オッペルと象」だ ったと記憶しています。以来、何となく自分の中にはあったのですが、本格的に熱 中して読み出したのは、大学に入ってからのことです。
「オッペルと象」の授業中も、ひそかに思っていたことですが、賢治の世界にいる と、例えば
「この一行は、何を言おうとしているのでしょう」
といった、国語の試験問題によくありがちな質問が、まったく無意味に思えてくる のです。
今でも、それは、変わることなく私の中に生き続けています。

賢治のつくりだす空気の中に身を置くだけで、心が洗われたり、涙がこぼれたり、 忘れていたものを思い出したりする。この上もなく貴重なものだという気がします 。

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18 Date:Mon, 19 Oct 1998
Subject:16番へのメッセージ (さいとう まきこ)

私も、花巻へは二度行きました。でも、仕事がらみだったこともあって、あまりゆっくりはできなかったので、櫻井さんの行かれた「童話村」を知りませんでした。どこにあるの? それから、「イギリス海岸」のこと。私は、ちょうど台風にぶつかって、嵐の中、あそこを歩きました。標識は・・・・目立たないくらいで良いのでは・・・と思います。賢治があまり観光化されない方が・・・ね!

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17 Date:Sun, 11 Oct 1998
Subject:「 銀河鉄道を見上げて」(朝倉久美)

長野新幹線の開通で、八ヶ岳高原鉄道の小海線が高架を走ることとなりました。
たった二両編成の列車は、夜になると本当に銀河を走っているように見えます。
「銀河鉄道の夜」がきっかけで学校の図書館司書を志し、
初めて赴任した先で見たのがこの銀河鉄道。
知らない土地での生活に不安でいっぱいだったあのとき、
ここで頑張れといってくれるようで嬉しかった。
あれから四年、私は生徒と一緒に銀河鉄道を見上げています。

これから出会うたくさんのジョバンニたちへ。
「佐久平駅」蓼科口でお会いしましょう。

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16 Date:Thu, 30 Jul 1998
Subject:「イギリス海岸へ行ってきたよ。」(櫻井 眞由美)

この前の休みに花巻へ行って賢治に会ってきた。宮沢賢治童話村はすいてい
てよかった。特に宇宙の部屋はステキ。
イギリス海岸は、ただの川だけど賢治はすごいね、あの時代にネ。さすがだ
ね。でも花巻のみなさん、イギリス海岸の入り口わかりにくい、とうりすぎ
てしまった。もうすこしわかりやすい看板ほしい。

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15 Date: Mon, 04 May 1998
Subject:「僕の黄色いトマト」(西尾 潤)

中学の時に宮沢賢治の童話を読みました。
「銀河鉄道の夜」旧編などいろいろです。それは、教室のかたらわの小さな
本棚に他のいくつかの小説といっしょに置かれていました。それを置いたのは
国語教師でもある担任の先生で、「私の大好きな本で、若い頃何度も読んだ」
と言っていました。だからクラスのみんなにも読んでほしいというわけでした。

ある日、ホームルームかなにかの時間に「あなたの尊敬する人物は誰か?」
という話題になりました。クラスのみんなはお父さんとかお母さんとか
言う人がほとんどでしたが、僕は「グスコーブドリです。」と言ったのでした。

案の上でしたが、みんなどよめいて「何言ってるんだ?」という顔をしました。
本棚の本を読んでいるのはごく一部の生徒だけだったからですが、それ以前に
ブドリが架空の人物だから、というのもあったかもしれません。それでも
僕は先生になら分かってもらえると思っていました。

ところが先生までが「はあ?誰それ?」といういやな表情をして僕を遠巻きに
眺めていました。僕は胸のまん中がドキッとして冷たくなる感じがしました。

先生に理解してもらえなかったこともショックでしたが、それより、国語教師に
なったほどの人が大人になって賢治童話の内容を忘れているということのほうが
ショックでした。

黄金のトマトを投げつけられたペムペルとネリの気持ちでした。
しかし、これは人が成長する過程では避けられない経過点なのかもしれません。
ペムペルとネリはサーカスにいかなくても、いずれどこかで同じ目に
あったのだろうと思います。
蜂雀の悲しみの理由はまさにここにあるのだと思います。

だれでも大なり小なり「自分の黄色いトマト」を投げつけられる瞬間を味わう
ものなのかもしれません。

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14 Date: Wed, 10 Dec 1997
Subject:「岩手の昔ばなし」(現代のイーハトーヴォをめざして)の感想 (ことみ)

 おもしろかったです。 昔話というのは、小さい頃いなかのおばあさんに話してもらった記憶がありますが、とてもドキドキしたものでした。 後世に残せたらすてきなことですね。

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13 Date: Mon, 15 Sep 1997
Subject:「賢治と先生」(村上 猛)

 むかしは教科書から、いつも脱線していながら、終了時間には、ちゃんとレ−ルの上に戻っている教師がいた。私の中学時代の国語の先生が、そういう教師であった。

賢治の伝記や評論を読んでいて、いつも、今は亡き我が師のことを思い出している。宮沢賢治は、そんな教師ではなかったかと、私の頭に中にはイメ−ジとして浮かんでくる。

私の先生は、脱線ばかりしているのが常であった。国語の教科書を広げさせて、授業を始めるには始めるのだが、いつの間にか、取り上げられている作家の裏話を始める。そうこうしている中に、その作家の自分の好きな作品を読んで聞かせる始末だった。

高村光太郎の詩が好きだった。教科書には『道程』が取り上げられていた時、それは横に置いて、自分の好きな、光太郎の『れもん哀歌』を、朗々と、うたいあげ、「この詩いいだろう、凄く、いいだろう。お前たちも、いいと、思うだろう。なぁ。」と、一人悦にいっていた。

賢治の 『雨ニモマケズ』 の時には『永訣の朝』を読んで聞かせてくれた。「この方が、いい詩だぞ」と、そんな教え方の教師だった。

熱が入って来ると、口角泡を飛ばすの例えではないが、唾を飛ばし、髪の毛を書き上げながら、終了の鐘の音が鳴っていても、「もう少しで終わる、我慢して聞け、いいな。いいな。」と、こんな調子の先生だった。今では懐かしさで、いっぱいである。

賢治は、生徒が掃除をしたばかりの廊下を土足で歩いて、校長に注意されたというエピソ−ドを、何かで読んだ覚えがある。わが師も常識から外れたところがあった。鋳型に入った教師は面白くない。今の子供たちは可愛想に気がしてならない。

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12 Date: Thu, 5 Jun 1997
Subject: 「雪渡り」宮沢賢治の世界「狐は人をだますか」を読んで(川本リカ)

 今日初めて「宮沢賢治の宇宙」をみました。本の「雪渡り」も読みましたが、本を読む面白さ以上に、この宮沢賢治の世界「狐は人をだますか」を読むのは、分かりやすく面白く思いました。 昔話にあるように、狐というと「だます」というのがまず思い浮かびますが、賢治の話ではそれが覆され、私の中でも狐のイメージが変わりました。狐は人間を騙したりしないのに、弱い人間は自分の弱さを狐が「だました」と言ってしまったりする。賢治はそんな大人と、子供の無垢な心を対比させて描き出した。狐の心のこもった団子を子供が食べて、狐を疑わなかったこと。純粋な子供の心によって、狐の子供たちの疑惑が解け、心がなごやかになるというひとときに、私の心も温まりました。

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11 Date: Fri, 16 May 1997
Subject: 4番へのメッセージ (斎藤洋一)

 しかし、数ヶ月かけて、発行された第14巻にはまいってしまいました。これは新校本のほうですけど、値段も気絶するくらい高くなっていますしね。賢治さんはなにを読んでも良いのですが、分冊だとかは、どうも納得いかないです。賢治さんのすべてを読みたい人はたくさんいるだろうに、新校本は妙に高価になったような気がします。中野重治も読みたいのにどうすればいいんだか。最近考えております。個人所有ではなく図書館で借りて読むしかないんですかね。納得いかないな。新校本の値段。

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10 Date: Thu, 8 May 1997
Subject: はじめまして。(Taiji Nishiyama)

 宮沢賢治のホームページをなかなか見つけることができませんでしたので、やっとめぐりあえて、楽しんでおります。まだ、全部を拝見したわけではございませんが、とりあえずギャラリーで楽しんでおります。柚木弥三郎型絵染をスタートアップスクリーンに張り付けて、眺めております。自分で絵はがきをデジタルカメラに写してみたものの、なんだかぼやけてうまくいきませんでしたので、助かります。宮沢賢治記念館(宮沢賢治学会イーハトーブセンター)でも、ホームページを開設するという話があるようですが、スタッフの関係でなかなか難しいのではないでしょうか。 これからも頑張ってください。ときどき遊びに行きます。(ブックマークに登録しました。)

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9 Date: Sun, 04 May 1997
Subject: 賢治の世界に近い?(Makoto Watanabe)

 1997年初夏に公開される映画「鉄塔武蔵野線」は銀林みのる氏の原作の映画化なのだが、暑いあの頃の夏を見事に映像化した叙情詩的な作品に仕上がっている。監督は長尾直樹、撮影はかく申す渡部眞。賢治に心酔した男でもある。二人の子供がまるで銀河鉄道のJ/Cのように鉄塔をたどって旅をしていく姿には、散乱した世界の事象を集めて順序立てていくような、治療のように静かでときめく時間が流れている。新宿、梅田テアトルにて公開です。見てください。

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8 Date: Mon, 28 Apr 1997
Subject: 6番へのメッセージ(のはら)

 イーハトーブ館に、いろいろな人と賢治の関わりについて一覧できるような資料がありました。(A4の紙一枚に一人づつ書いてありました)そのなかにモリスと賢治という一枚もあって、モリスの「タペストリをおりながら詩がかけなくっちゃ、そいつはたいしたことがない!」という言葉などが紹介されています。そして労働に於ける喜びの回復のために積極的に活動した人であったとも書かれていました。(私もあることからモリスと賢治に通じる精神を感じたことがあって、私のHP(miyazawa kenji no nohara URL=http://www.kt.rim.or.jp/~oooo)にもちょこっとだけ触れてあるのでおひまなときにでものぞいてみてください。)

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7 Date: Mon, 21 Apr 1997
Subject: 賢治作品を劇中劇に織り込んだ芝居(土屋 智義)

 どうも 土屋と申すものです。私は14年来の戸川純ファンなのですが、宮沢賢治ファン?の方に、ぜひお知らせしたいことがあります。
北村 想 作・演出による、戸川純 独り芝居「マリィヴォロン」が現在、全国を巡演中です。(先日、九州公演がおこなわれ、次は6月の東京です)なお、詳細は"トム・プロジェクト (03)3351-7014"までご確認をお願いします。以下は、公演のチラシなどからの抜粋です。
戸川純一人芝居『マリィヴォロン』
宮沢賢治の「マリヴォロンと少女」「やまなし」などを脚色した一人芝居
作・演出 北村想 美術:加藤ちか 音楽:ノノヤママナコ
(STORY)ワンボックスカーで移動しながら一人芝居を続ける女性(戸川純)がいる。彼女が演じるのは、たいていが宮沢賢治の原作を脚色したもので、音響、照明、衣裳からチケット売りまですべて彼女がこなしている。そんなある日、彼女は山間の町の古い公民館で公演することに。しかしさまざまなアクシデントが重なり芝居は失敗。味方をしてくれたのは役所の青木という青年だけ。彼女は彼に生活のいきさつを語り始める。そして...。北村想の少年性と戸川純の少女性が激突する必見の舞台。
・ちらしのコンテンツです。
 この芝居で戸川純さんは骨を折りました。といっても(苦労。困難。「この仕事はなかなか骨だ」精出して働く。苦労する。苦心する)(広辞苑より)の類(たぐい)のたとえでいってるわけではありません。稽古にあまり熱がはいって稽古中にほんとうに骨折してしまったのです。肋骨(ろっこつ)の下部を折ってしまいました。といってもほんとうにほんものの骨を折っただけではありません。広辞苑に記(しる)されているとおり、この芝居において戸川純さんはそれはそれは、骨を折ったのです。ですから、戸川純さんはダブルで骨を折ったということになります。よく「骨を骨折してねえ」なんていうひとがいますが、そういう言い方は間違いですから気をつけましょう。ところでこのお芝居なんですが、戸川純さんの個性や資質を強く出すと、「なんだ、戸川純そのままじゃん」「やっぱり戸川純っていいよね」と評価されるでしょうし、戸川純さんから異質なものを引き出すと「戸川純らしくない」「新しい戸川純が」という評価を受けるでしょう。そこで、わたくし北村想はその中間あたりで演出しております。そうすると「中途半端(ちゅうとはんぱ)なんだよな」「バランスがいい」という評価を受けると思います。そんなお芝居です。よろしく。・北村想
(北村想) 滋賀県大津市出身、中京大学の演劇部に所属し戯曲を書き始める。以来、名古屋にて、自(みずか)ら結成した劇団、「TPO★団」「彗星'86」を経(へ)て、現在プロジェクト・ナビを主宰(しゅさい)。'81年に『寿歌』で岸田戯曲賞候補となる。'84年に『十一人の少年』で第28回岸田戯曲賞受賞、'89年に『雪をわたって・・・第二稿・月のあかるさ』の作・演出において第24回紀伊国屋(きのくにや)演劇賞・個人賞を受賞。執筆(しっぴつ)戯曲の数は七十を超える。小説『怪人二十面相・伝』、続編の『青銅の魔人』(新潮社)、『ケンジ』(角川文庫)を刊行する。
(戸川純) 東京都出身、舞台、映画、音楽などのシーンでも異彩を放つ類希(たぐいまれ)なる才女。音楽活動は「ゲルニカ」「ヤプーズ」。舞台は「三人姉妹」「祈る女」他。映画は「釣りバカ日誌」「ウンタマ・ギルー」他多数。その他パーソナリティ、映画監督など様々な分野で活躍中。
(スタッフ) 作・演出:北村想 美術:加藤ちか 照明:石原福雄 照明操作:斉藤博 音響:マナコ・プロジェクト 作曲:ノノヤママナコ 舞台監督:土居三郎 宣伝美術:吉澤正美 宣伝写真:佐藤純子 演出助手:大谷いおり プロデューサー:岡田潔 企画制作:トム・プロジェクト

 4月24日    エルガーラホール          (博多)  ・・1回公演
    26日    加治木町文化会館          (鹿児島)・・1回公演
 6月20〜29日シアタートップス          (東京)・・・12回公演
 7月5日     パルテノン多摩            (東京)・・・2回公演
    8〜 9日 近鉄アート館              (大阪)・・・2回公演
   10日     神戸アートビレッジセンター(神戸)・・・1回公演
   11日     大和高田市文化会館        (奈良)・・・1回公演
   13日     東海市文化センター        (愛知)・・・1回公演
   17日     宮崎県立劇場              (宮崎)・・・1回公演
   18日     佐賀市文化会館            (佐賀)・・・1回公演
11月7日     群馬県大泉町              (群馬)・・・1回公演
   22日     宇都宮文化会館            (栃木)・・・1回公演
   26日     朝日町サンライズホール    (北海道)・・1回公演
12月6日     伊達町ふるさと会館        (福島)・・・1回公演
   11日     埼玉会館                  (浦和)・・・1回公演
   13〜14日 名古屋市天白文化小劇場    (名古屋)・・2回公演
お問い合わせは全て、トム・プロジェクト:03(3351)7014まで。

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6 Date: Fri, 18 Apr 1997
Subject: ウィリアム・モリスのこと (まさ☆まさ)

ボーっと読んでいたら、「ウィリアム・モリス」という言葉が飛び込んできてびっくり!すでにご存知の方もおられるでしょうが、(NHKで呆れるほど特集していたので)只今、私の住む京都では「ウィリアム・モリス展」というのをやっています。(近代美術館)しかも、うちの大学には「ウィリアム・モリス研究会」なるものを主催されている教授がおられ、その美術館の展示の折に講演会も行われました。内容は「ウィリアム・モリスと文学」。今から思えば、聴いておけばよかったです。展示には、先週の土曜日に行ってきました。彼は子どものころから自然や、特に植物に興味があったらしく、庭の植物をモチーフにしたデザイン画が彼の作品に多いのはその影響のようです。また、彼は多才で、文学、デザイン、絵画の分野で才能を発揮し、商才にも長けていたようです。今度の展示で、「私は自然を愛した多才な人」という意味で、賢治に通じるような気もしましたが、やはり個人的には、モリスという人にはデザイン画家、商業デザイナーとして魅了されます。賢治は、モリスのそれ以外のどのような部分に関心があったのか、これから勉強してみたいです。京都近代美術館の「ウィリアム・モリス展」は5月までやってます。植物のデザイン画やインテリアに関心のある方には、かなり楽しめます。私は、イギリスのチューリップと、今の日本のチューリップって、違うものなの?と気になってなりません。いくらディフォルメしたデザイン画とはいえ、あまりにも違うので・・・。モリスと賢治の関係、何か分かったらまた教えてください。モリス研究の教授に学内で会うことがあれば、私も何か情報収集しますので。その成果は(あれば、の話ですが)、またお便りします。

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5 Date: Sat, 22 Mar 1997
Subject: いつもありがとう (maehara)

 いつもお便りありがとうございます。結城美栄子さんは、じつに多才な方で驚きました。私の好きな、イギリス庭園の本でも、その才能をみせていただきました。それにしても、「風の又三郎」に顔がないなんて最初は、ン!と思ったけれど、じっとみているととても納得できるような気がしてきます。みんな、それぞれの中にそれぞれの賢治がいてその偉大さを改めて感じています。私は難しいことは何もわからないけれど賢治のことを考えるとき、とても謙虚な気持になれてまた、新たな気持でがんばれる、そんな気がしてそういうパワーを、時々もらっています。ありがとうございました。

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4 Date: Sat, 15 Mar 1997
Subject:      (神奈川の男)

ちくま書房の「校本宮沢賢治全集」だけが本当の宮沢賢治の作品を見せてくれるものだと思います。でも僕は金が無いので、ちくま書房の「宮沢賢治全集」しか買えなかったので、図書館で読もうと思っています。

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3 Date: Thu, 27 Feb 1997
Subject: 「宮沢賢治の宇宙」の感想です(katuhiko)

福山の katuhiko ともうします。日本の文化が”さび付いて”いくようで怖い毎日です。日本独自のいろんな伝統工芸品が消えつつあります。「賢治」の言う理想世界は「古いものを大事にしながら次代を開いてゆく」部分もあると思っています。今更伝統工芸品が人気がでても対応しきれる体質でもないしどうでも良いことかも知れないですけれど、”錆び付いてゆく”恐怖感が私を動かしてゆきます。日本人が冷たく成らないよう 一人から何か実践したいと思います。社会改革者としての賢治」。。。ボランティアのリンク。。ROMだけでもいいとおもいますけど、もっと豊かなページに成ると思いますけど。
http://www.urban.or.jp/home/katuhiko/index.htm
myHPです。感想いただけませんか?

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2 Date: Wed, 12 Feb 1997
Subject: 花巻は第二の故郷です(fujisawamegumi)

はじめまして。高校時代から、賢治先生にぞっこんの者です。かれこれ、8年ほど前から毎年、9月21日には、一人で「賢治祭」に参加し、そこで友達を作ってしまうという、賢治先生大好き人間です。どこが、いいかっていうと、一つ一つの作品はもちろんですが、その生き方です。私は浄土真宗のお寺に生まれましたが、一つの宗教に固執するのがいやで、何か共通のものがあるはずだと、ずっと思っていました。そして、出会ったのが、「銀河鉄道の夜」。「宗教も科学とおんなじようになる」と言われた賢治先生の心が、ずっしりと、心につきささってきました。以来、賢治先生の作品の朗読や、お芝居を、大学時代に上演したりもしましたが、4年ほど前から、仏教ビデオ教材を作る会社に就職しました。脚本を担当しています。目下の夢は、「雨ニモ負ケズ」を、花巻の風景で、紹介し、賢治先生の心を伝える作品づくりをする事です。昨年、生誕百年祭があり、たくさんのパビリオンやなんかができましたが、私は、胡四王の山が削られ、風の音がジェットコースターの音に変わり、小鳥のさえずりが、クレーン車の音やなんかに変わっていた事が、すごく悲しくて、結局童話村は訪れず、賢治先生のお墓に、りんどうのおはなをささげ、また、話したくなったら、ここにもどってきます、と報告して、花巻をあとにしました。生誕100周年で、賢治先生が、多くの人に知ってもらえるのは、うれしいけれど、いつまでも、賢治先生が山歩きをされていた昔と変わらない「ハナマキーオ」であってほしいと、願わずにはおれません。花巻で、タクシーの運転手をされている八重樫睦夫さんという方がおられますが、(賢治学会の会員さんです)その方に、詩碑の所から見える「ししがしら」という所につれていってもらいました。そこには、手付かずの自然が残っていて、おそらく、賢治先生のおられた頃より前からたっている木が、風にゆられてごうごうとうなっていました。花巻には、まだまだ自然がいっぱいあります。風が、木が、空が、その自然のすごさを教えてくれます。そして、賢治先生の心を教えてくれます。私にとって、花巻は、第2の故郷だと、信じています。今度は、いつ、故郷に帰ろうかな…。

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1 Date: Fri, 10 Jan 1997
Subject: はじめまして(まさ☆まさ)

宮沢賢治生誕100年ということで、盛んにマスコミにも取り上げられた昨年。今年も引き続き、注目されることでしょう。
さて、私はこれまで宮沢賢治と関わるチャンスが何度もありながら、なんとなく敬遠してきました。童話にしては深遠で、大人が読むには少し気恥ずかしい内容が、私をためらわせてきたのです。でも、仏教的な(それはほとんど「日本人の根源的な」といっても良いのではないかと思います)理念を持ち、あくまでも純粋な眼差しで、この世界を真っ直ぐに見つめようとした賢治は今の時代が忘れてしまったものを、ストレートに突き付けているように思います。その素直さが、今の自分にないものだけに、恥ずかしさやためらいとなって、私の中でくすぶっているに違いありません。
私は、偉そうなことが言えるほど賢治の作品に精通しているわけでもありませんし、賢治という「人」を知っているわけではありません。それでも、現代社会が抱えている、「生死(生き方と死に方)」や「いじめ」などの問題をいち早く取り上げている、賢治の感受性の鋭さ(将来こんなことになると感じ取っていたに違いないと思って)には感動しました。
ただ、宮沢賢治論となると、近代だけに資料が豊富なせいか、細かな思想論や文献論がひじょうに多いように思います。問題点を把握しやすい全体論や、もっと現実的な解説書を紹介してください。
以上 よく分からないくせに偉そうに書いてみました。またこれから勉強してみます。今後とも宜しくお願いします。

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