第4位 よだかの星(20 points)

●賢治の持つ宗教観、死生観、悲しさと暖かさに溢れた世界が大好きです。この作品は、悲しさばかりが強調されるけれど、人間世界の不合理とか、誰にもわかって貰えない真実とか、でも、誰が見てなくても世間に認められなくても、神様と自分の心だけは、正直に持たなきゃ、という、まさに大人の童話としての賢治が好きです(カンパネルラ)。

●「よだかの悲しくて優しい思いに、いつも涙してしまいます(文子)。

●純粋に生きることの悲しさを教えてくれます。子供たちに、自然や人との付き合い方を教えてくれます(MKT)。