Q. 賢治さんの作品には、鉱石、宝石、地質、化石、足跡、遺跡、発掘といったイメージが大事な役割をはたしているものが、たくさんあります。どの作品のどんなイメージがあなたの心に強く残っていますか。

「十力の金剛石」のキラキラとした世界。(みちえ)
『インドラの網』の宝石を散りばめたような表現。(yodaka)
「インドラの網」。全体に岩石や鉱物が大事な役割を果たしているけど,特に空の描写で、鋼青から天河石、天河石から葡萄瑪瑙へ変わるくだりが好きです。(センダードン)
「銀河鉄道(?)」の中の一節で「そこら中に宝石を撒き散らした」との表現を記憶しています。「暗闇の中のステンドグラス」のイメージが頭に浮かび、印象的です。(八周)
月や太陽や星をいいかえたところはたぶん全てびっくりしました。 (ひろみ)
楢の木大学士の野宿ですかね。”これだから、野宿は、やめられん。”につきます。 イーハトーヴ山、ヒームカ山など、ワクワクしますよね。(ぺんねん)
銀河鉄道の夜のプリオシン海岸。水晶の川床や、大学士の台詞など。(片瀬)
現代でいえばえらい無機質な名前が温かい名前に変身するところが残っている。(megumi)