雲のエネルギー

……いかに着手しいかに進んで行ったらいいか……
 世界に対する大なる希願をまづ起こせ 強く正しく生活せよ 苦難を避けず直進せよ
(中 略)
 なべての悩みをたきぎと燃やし なべての心を心とせよ  風とゆききし 雲からエネルギーをとれ
ちくま文庫「宮沢賢治全集 第10巻『農民芸術概論綱要』P.239」


 風と一言で言っても、いろいろな顔を持っている。 風がどうと吹く
すきとおった風
風のきれぎれの物語