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松井隼さんの思索数学
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『<解説> 広告媒体の到達率推定モデル』

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『メソリンガムモデルとその周辺--松井メモ』
*(8) メソリンガムモデルと負の二項分布モデルの関連

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メソリンガムモデルとその周辺---松井メモ(8)

メソリンガムモデルと負の二項分布モデルの関連

◎ である場合について

この時f(k)の分散は0であるから、全視聴者の視聴回数は等しくNP1であ る。従って全視聴者にまんべんなく視聴が行われ、かつ、NP1が整数に なる場合に限られる。

上記と同じ条件の下でのPkについて


これはk=2の場合については


となり上式と一致する。

これは全てのPk(k≧2)が最小になる場合に他ならない。

この時の


について



もし 












を確率分布とする分布xの分散からQk→(Pk)についての不等式を求める。

予備定理1.



予備定理2.



 ∵ 予備定理1を2回適用すれば得られる。

以上を準備としての平均Ekの分散Vkを求める。





Qkの間に成立する不等式


  故に


  k=0の場合についての不等式


Qkについての不等式について等号が成立する場合のQk及びPkについて



証明 (i) k=0及び1の場合に成立することは明らか。
  (ii) k+1以下の全ての場合について成立するものと仮定すれば

   従ってk+2の場合にも成立する。

(i)及び(ii)によって、上式が証明された。

    
松井隼記念館運営委員会 fieldlabo@as.email.ne.jp